100円ショップの羊毛フェルトキットに挑戦
製作時間 3時間
ハンドメイドイベントで可愛さオーラを放っていた羊毛フェルトの動物たち。気になっていたら、ダイソーさんから手作りキットシリーズで「羊毛フェルトキット」が売られてました。製作時間3時間!今までの手作りキットの中で、一番長い時間ではないかと。
以前挑戦したピアス、UVレジンは共に1時間以内で出来上がったのですが、今回は映画「ボヘミアンラプソディー」見ながら作っても、まだ出来上がらない感じなんですよね(;´∀`) できるかなぁと不安が。。。
ちなみに一番簡単なレベル1だと「うさぎ」、レベル2が「ネコ」。私は一度も羊毛フェルトをやったこともなく、YouTube動画で作り方も見たことがないという、まっさらな状態でレベル2のネコがどのくらいのものができるのか挑戦してみました。
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100均の羊毛フェルトキットの内容
比較的、手に取りやすいサイズです。外袋を入れると20㎝弱で、レシピ本は14㎝ほど。
中には、グレー・白・黒の羊毛、ニードル1本、眼玉パーツ3個(1個予備)
丸カン2個、ボールチェーン1本、レシピ1冊
★用意するもの★
目打ち(出来上がったネコに目をつける時に使います)
ボンド(目玉をつけるときに使います)
ペンチ(丸カンを開くときに使います)
ハサミ(羊毛をカットするときに使います)
定規(大きさをはかる時に使います)
羊毛フェルト専用マット、なければスポンジや固めのタオルで代用
私は手芸用のスポンジを使いました。この2つ折りのスポンジを更に折ってます。
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羊毛フェルトに命を与えていきます
レシピを見ながら順番に作っていきます。
ダイソーさんの羊毛フェルトキットのレシピは、とても細かい部分まで説明しています。アクセサリーキットとかのレシピとは比較にならないほどの充実っぷり。
英語での説明もついてます。
① まずは、羊毛を分けていきます。
グレーの5頭分は、3本が頭用、1本が体用、1本が体のパーツ用
白の3頭分は、1本が耳用、1本が体用、1本が鼻まわり用
黒の2頭分は、1本が模様用、1本が仕上げ用
グレーの羊毛はあるだけ使いますが、白と黒は結構残ります。
②小分けにしたグレーの羊毛3つ分を手でほぐして、シート状(約7㎝×6㎝)にしていき、1枚分をくるくると丸めて芯を作ります。
この時、ニードルでチクチク刺していくと羊毛がまとまり、更にチクチクしていくと硬くなっていきます。刺した分だけ硬くなっていくので、お好みの硬さで調節してください。
芯は、こんな感じです。
③芯部分に更に2枚分のシート状羊毛を巻いていきます。これがネコの頭になるので、針で刺しながら形を整えていきます。
私は、針だけでなく指で力を入れて形を整えたりもしました。
④小分けにしたグレーの羊毛を手でほぐして、頭と同じ大きさのシート状(約7㎝×6㎝)にします。そして、くるくるっと丸めて針で刺して体を作っていきます。
体もお好みの方さで調節してください。
頭とつなげるところは、固めずにフワフワを残しておいてください。
写真のように、体の方のが小さくなります。
頭のサイズは横約4㎝、縦2.8㎝
体のサイズは横約2㎝、縦2.4㎝
大きさはだいたいで大丈夫ですが、顔はいびつなおにぎりみたいな感じの三角みたいにすると仕上がりが可愛いです(出来上がって気づきました)。
⑤頭と体をつなげます。
つなげるときは、体のふわふわ部分をあたまに針で刺してつなげます。針は、できるだけ深くに刺すとしっかり留まります。
ここまでの作業で、既に40分以上が経過。
⑥体のパーツを作ります。
小分けにしていたグレーの1つ分を更に5つにしました。写真では5つですが、実は6つです。シッポ忘れてました。
小分けにしたものをほぐして、手足を作っていきます。
ここまでくると、もう無言のチクチク勝負です。
写真ではこんな感じで、パーツの出来具合に私の疲労感が出てますね(;´∀`)
体につなげる部分は、フワフワ残してください。
大きさにバラつきありますが、しっかり作りたい方は大きさも揃えてくださいね。
手のサイズは 横約0.6㎝×縦2㎝
足のサイズは 横約0.8㎝×縦1.5㎝
⑦出来上がったものを体につなげていきます。
針を奥まで刺してしっかりとつなげていきます。
こうなってくると、怪しい人形でしかなくなってますね。もう不安しかないです。
ここまでの所要時間1時間半(;^ω^)
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⑧耳作りに入ります。
フェルトを三角にするのですが、ちょっと難しかったです。丸すぎるとネコではなく、クマになるので気を付けてください。ここまできて、クマに変更したい場合は丸でも大丈夫ですね。
耳の真ん中に白のフェルトを少しいれて、チクチクすると模様になります。
白の羊毛を丸く丸めてからチクチクしました。
⑨ここから一気に作り上げていきます。
シッポの部分は黒の羊毛を使いました。シッポを適量の大きさにし、黒の羊毛は細長くしてネコの模様用にします。
ここまでの作業で2時間ちょっと。ひたすらちくちく。
黒の模様は、針でかなり奥まで刺してください。刺すのが浅いと取れやすいです。
模様の羊毛は、長さに合わせてハサミで切ってください。
⓾仕上げに入ります。
・ひげ、背中の模様を入れます。
・白の羊毛を2つ丸めて、それを顔にチクチクしてつけていきます。私のは左右が微妙に違ってますが、揃えてくださいね(;’∀’)
・目は、顔に目打ちでぐりぐりっと穴をあけてそこへ目玉のパーツを入れていきます。
目打ちがなければ、壊れてもよさそうなシャープペンの先をぐりぐりっと。
目玉パーツの差し込み部分には、ボンドを塗って取れないようにします。
そして、出来上がり。
本当なら、丸カンつけないといけないのですが、持ち歩かずに飾ろうと思ったのでここでフィニッシュ(おっと出ました手抜き)。
途中、用事で離脱しましたが、トータルで3時間ちょっと。ぶさかわだけど完成。
作ってから、1日ダイニングテーブルの上に飾っていたら、すごく愛着がわきました。
アクセサリー作りとは違う、何かがあります。多分、ぺらんとした羊毛から形のあるものに変化したのと、ぶさいくな感じがたまりません。「ちーたん」と命名。
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初心者で作ってみての感想
ストレス発散になります。チクチクしながら、日ごろのあんなことこんなことを「うりゃー」と思いながらチクチク。これがイイ感じの硬さになっていきます。
100円キットでこんな感じなので、本格的に始めたいと思う方は、針(ニードル)も手芸屋さんで300円くらいで購入できるようですし、羊毛も質を選ぶと馴染みが良いみたいです。
100円で3時間以上たっぷり楽しみました。途中、何度も「できる?」の不安は感じましたが、なんとかなりました。はい。
お子様と一緒に作られても楽しいと思ますが、対象年齢が15歳以上となっていました。保護者の方と一緒に安全な状況での製作であれば、小学生でも十分楽しめるハンドメイドだと思います。
私はチクチクに力が入りすぎて、2回ほど手をチクチクしてしまいました。羊毛フェルト用の革手袋があるので、お子様には専用して作業をおススメします。
ハンドメイドフェスで発見!凄腕作家さん
ヨコハマハンドメイドマルシェで、超人気だった羊毛フェルト作家さんの「ながおゆうこ」さん。
質が違います。本物のようで生きてるみたいです。
ながおゆうこさんの作品は種類も多く、私も黒タンのチワワがいたら即買いだったと思います。
他にも多くの羊毛フェルトの作家さんがいて、皆さん羊毛に命を吹き込んでいました。
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100均羊毛フェルトのまとめ
結論から言うと、時間の有効活用(ハンドメイドという意味で)、出来上がりの満足度を思うと、気になっている人は100円キットを作ってみてください。想像以上の満足感があります!
もう少し効率を求めたいという方は、針は1本ではなく束になっているものがあります。100均で針だけ別売りしているところもありますし、ユザワヤでも購入できます。
3時間たっぷり集中できます。私は、途中不安しかなかったのですが、だからか出来上がったぶさかわネコを見た時、充実感100%でしたww
機会があれば、我が家の末娘コモモ🐶の作品を作ってみたいなぁと思います。
読んで頂きありがとうございました💝
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