日本のホラー漫画の巨匠、伊藤潤二先生の展覧会が現在世田谷文学館で開催されてます。
我が家は全員伊藤潤二先生のファンでして「恐怖と美」の世界を体験してきました。
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伊藤潤二展開催情報
開催期間: 2024年4月27日(土)~2024年9月1日(日)
開催場所: 世田谷文学館(東京都世田谷区南烏山1-10-10)
開館時間: 10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日: 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
チケット:
- 一般:1,000円
- 65歳以上・高校生・大学生:600円
- 小・中学生:300円
- 障がい者手帳をお持ちの方:500円
20名以上は、団体割引があります。
詳しくは世田谷文学館にご確認ください。
駐車場 17台(車いす専用の駐車スペースあり)
料金 無料
美麗と恐怖が織りなす悪夢の世界
漫画界の巨匠、伊藤潤二先生の代表作を網羅した大規模個展「伊藤潤二展 誘惑」は、まさに「悪夢のような体験」と呼ぶにふさわしい内容となっていました。
見どころは、なんといっても伊藤先生の作品や世界観を余すところなく堪能できることでしょうか。
原画、イラスト、映像など、様々な形式で展示された作品は、どれも圧倒的な迫力と美しさを持っています。
特に、カラー原画は必見。
繊細なタッチで描かれた人物や風景は、まるで現実の世界から飛び出してきたようで迫力満点。
また、本展では、伊藤先生の創作過程を垣間見ることができる貴重な資料も展示されています。
スケッチやメモ書きなど、普段目にすることのできない資料の数々は、伊藤氏の創作に対する情熱がひしひしと伝わってきます。
辻井双一くん(双一くんの名字が辻井だったのをご存じですか)の履歴書やイラストが、間近で見ることができるチャンスです。
↑こちらのイラスト、私のLineアイコンにしたいとすら思いました。
圧倒的スケールで表現
会場全体を使って伊藤氏の世界を表現しており、様々な仕掛けも。
このドアのには数か所の穴があいていて、そこからのぞく伊藤潤二ワールドも楽しめます。
伊藤先生の画力に圧倒され、「うずまき」や「富江」の原画に息をのみましたが、伊藤先生自身のイラストにほっこりされたりもしました。
他にも辻占 恋みくじを引くことができるんです。引いたカードは大切にお財布にしまっておくと、何か良いこと?があるかも…
自分の写真が加工されて、うずまきの世界に突入できる映像ブースも楽しめました。
個人的には、ヒトマイマイになるのはいやだなぁ。。。首吊り気球もぎょもどれも自分がなるのは嫌だけどww
伊藤潤二展は、作品の世界に没入し、その恐怖と美の魅力を体験する絶好の機会です。
展覧会を訪れることで、それぞれの作品が持つ独特の魅力を堪能しつつ、伊藤潤二氏の才能と創造力に触れることができます!
先生の画力、アイデア、作品数に敬意を表し、展覧会を後にしました。
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ここでしか買えないグッズは?
伊藤潤二先生は、独特の世界観と恐怖漫画の才能で、日本のみならず海外の読者をも魅了し続けています。
作品は、その深い哲学性と緻密な描写で知られていますが、その魅力は単なる絵やストーリーに留まりません。
この浴衣を着てお祭りに行ったら、わかる人には人気で写真撮影のオファーがあるかも。
パスタ皿やカップ&ソーサーの他に、缶バッジやTシャツ、イラスト集などなど、ここでしか購入できないグッズも目が離せませんよ。
私は、イラスト集と伊藤先生の奥様が結婚の時に連れてきた呪い顔「よん」と外国種「むー」との日々の生活をつづった猫日記
買うチャンスを逃していた、ギョを購入しました。
ギョの表紙イラストのお魚、怪獣8号のエンディングにも似たお魚がいるなぁと思うのは私だけかしらww
漫画家伊藤潤二氏とは
伊藤潤二は、1963年生まれの日本の漫画家です。富江シリーズやうずまきなどで知られるホラー漫画家として有名であり、その独特な画風とストーリーで世界中のファンを魅了し続けています。
- 独特な画風: 写実的な描写とデフォルメを巧みに組み合わせた、伊藤潤二特有の画風は、見る者を不気味な世界へと誘います。特に、人物の目や口の描き方は、非常に印象的です。
- 心理的な恐怖: グロテスクな描写だけでなく、読者の心理的な恐怖を巧みに突くストーリーも伊藤潤二作品の魅力の一つです。日常に潜む恐怖や、人間の心の闇をえぐり出すような作品が多いのが特徴です。
- 美しさ: 伊藤潤二作品は、グロテスクでありながら美しいという側面も持ち合わせています。特に、女性の描き方は非常に美しく、それがまた恐怖を際立たせています。
代表作
- 富江シリーズ: 美貌の女性・富江を巡る、様々な怪奇譚を描いたシリーズ。伊藤潤二の代表作の一つであり、これまでに多くの映像化作品も制作されています。
- うずまき: 渦巻き模様に呪われた町を舞台に、様々な怪奇現象が起こる様子を描いた作品。伊藤潤二の最高傑作と称されることも多い作品です。
- ギョ: 寄生虫に感染した魚たちが人間を襲うという、SFホラー作品。伊藤潤二の中でも特にグロテスクな描写が多い作品です。
伊藤潤二作品は、日本のみならず世界中で人気を博しており、これまでに多くの言語に翻訳されています。また、映画やドラマ、ゲームなど、様々なメディアで作品化されています。
伊藤潤二は、まさに「恐怖の美学」を追求する巨匠と言えます。
興味のある方は、ぜひ一度彼の作品を読んで、伊藤潤二展に足を運ばれてはいかがでしょうか。
U-NEXTやNETFLIXでは、伊藤潤二先生の作品を観ることができます。
まとめ
伊藤潤二展は、以下の通りです。
開催期間: 2024年4月27日(土)~2024年9月1日(日)
開催場所: 世田谷文学館(東京都世田谷区南烏山1-10-10)
開館時間: 10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日: 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
チケットは現地だけでなく、オンラインでも購入できます。
東京開催の次は、関西でも伊藤潤二展開催予定です。
開催期間:2024年10月~12月(予定)
会場:兵庫・市立伊丹ミュージアム
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