季節を問わずに、人気のタッセル
手作りタッセルが、数年前から人気です。
そもそも、タッセルって何?という方に解説しますと、毛糸・絹糸などを束ねた房飾りのことをいいます。カーテンを留めたりするときにぶら下がっているのがタッセルになります。
小さいタッセルなら、ピアス・イヤリング・ブレスレットといった小さなアクセサリーにしたり、大ぶりのタッセルであればバッグチャームにすると、大人可愛い感じで決まります。
タッセルに使う色で季節感を出すこともできますし、色を混ぜることで華やかさも増していきます。
いつもは厚紙や定規を使って作っていましたが、「クローバーから出ているタッセルメーカーがあるんだよね」という言葉を聞き、気になったので購入してタッセルを作ってみました。
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タッセルを作ってみよう
厚紙などに糸を巻き付けて作ります。
かなり手軽に作れますし、素材によって仕上がり感も違ってくるので、作りたいアクセサリーに合わせたタッセルが作れるように、素材のバリエーションを知っておくと良いかもしれません。
簡単に説明すると
作りたい大きさのタッセルに合わせた厚紙や定規などに、糸などを巻き付けていきます。写真では30周巻き付けてます。
糸が細いので、あまりボリュームがあるように見えませんね。
巻いた上の部分を同じ糸で固結びします。
今回使用した糸は、少し張りがあるのと光沢があるので、どれが固結びした糸なのか分かるように、両端をマスキングテープで巻いてみました。
輪になっていた下の部分をハサミで切ります。写真のようになりますね。
固結びしたところから、ぐぐっと2つ折りにして、頭の部分に同色の糸を5回ほど巻きます。
下の部分は、切りそろえれば基本のタッセルの形になります。
Cカンは、固結びしたところに引っ掛けて取り付けてます。
スワロフスキーを手芸用ボンドで装着。完成形になります。
30周巻いたわりには、思ったほどのボリューム感がないかもしれません。作る素材によって、巻く数も調節することが大切です。
とにかくよく切れるハサミがあると重宝します。
不親切な解説ですみません。
タッセルの下の部分を切りそろえる時には、胴体部分をマスキングテープなどで留めておくとキレイに切りそろえることができます。今回は手抜きしてます。すみません。
今回作るのに使用した糸です。
「にしきいと」は、京都の和装に使われていた金糸の技法を活かした糸で、手刺繍糸です。絹のような質感ですが、材質はナイロンとポリエステルです。
タッセルは、他にも作り方があります。 今回紹介したのは、作り方の一例になりますので、工夫して作られると良いかもしれません。
コツをつかんでしまえば、比較的簡単に作れます。
こちらをクリックすると、貴和製作所配信の動画でタッセル作りが確認できます。
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タッセルメーカーで作ってみる
クローバーから出しているタッセルメーカー。
ロゼットメーカーなど、面白いものを出している老舗のクローバーさんなので、結構期待して挑戦しました。
私が購入したのは、3,4,5㎝のタッセルを作れる小さいタッセルメーカーです。
もう一つ、6㎝から10㎝の大きいタッセルが作れるものもあります。
使用した糸は、100円ショップで購入したラメ入りのレース糸です。
こちらの糸をタッセルメーカーに巻き付けます。
しっかりまけるように、始めと終わりの糸を器具の下にはさんで固定しています。
写真は、レース糸を15周と少し少なめに巻きました。
このタッセルメーカーは、真ん中より少し下の部分を同色の糸で固結びして、その部分を頂点にして折り曲げるので、15周巻いていても30周巻いたのと同じ計算になります。
よく分からない!という方は、クローバーさんの動画で確認してください。
タッセルメーカー 使い方 | 手づくりムービー | 手づくりの基礎 | クロバー株式会社
出来上がりは、こんな感じです。
左は、タッセルメーカーに15周巻いたもので、右は20周まいたものです。
作ってみての感想は「簡単」でした。
厚紙などで作る場合と比較して、大きな違いはよく分かりませんでしたが、大きさを調節できるのは嬉しいです。しかし、無駄になるレースが多いかも。
といっても、タッセルメーカーに2周巻く分くらいですが。
3㎝より小さいタッセルを作りたい時は、もしゃもしゃをお好みで切って調節してください。
100円ショップで購入した素材だと、量も多いので練習も兼ねて作れますが、お値段の高い素材で作る時は、できるだけ無駄な部分を出したくないので、3㎝より小さいものを作る時は、厚紙などに巻いて作る方法をおすすめします。
メタルタッセルを作ろう
揺れるピアスやイヤリングが男性に人気!ということで、メタルタッセルを作ってピアスにしてみようと思います。
使用するのは、メタルキャップ、極細0.5㎜の9ピン、チェーン14㎝
1本2㎝のチェーンを6本作ります。
カットしたものを 少し開いた9ピンに通していきます。6本通し終わったら、9ピンはしっかり閉めましょう。
メタルキャップをかぶせて、9ピンの処理をします。この時、カンが小さいとメタルキャップを抜けてしまう場合があるので注意してください。
メタルタッセルの出来上がりです。
今回は、チェーンの数を6本と少なくしましたが、チェーンの数を増やすときには9ピンの太さを0.5㎜から0.6㎜や0.7㎜に変更してください。
9ピンにチェーンの輪が通らないときは、目打ちでぐりぐりっとチェーンの目をひろげるとピンに入れやすいです。
これを使ってピアスを作りました。
シェルビーズと合わせてみました。
チェーンの長さをもう少し長くすると、女性らしさが増すかもしれません。
シェルビーズではなく、暖色のコットンパールに合わせるとクリスマスシーズン(冬)の装いに合いそうです。
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タッセルを購入しよう
ハンドメイドは初心者だけど、タッセルを使ったアクセサリーを作ってみたいと思いましたら、既に出来上がったタッセルが売っています。
今回、ブログで紹介したかったのは、こちらのタッセルです。
パーツショップで見つけました。インドの女性が作ったタッセルです。
実は、アクセサリーのパーツには、アジアの女性が作っているものがあります。
私たちが購入することで、作っている方が自立でき、笑顔になることを知っておいていただければと思います。
私は、ボランティア活動から手作りアクセサリーに入ったので、ついついパーツ選びでも少し気にかけてしまいまして。
他にも、スエードタッセルも素敵です。
メタルキャップの形がコロンとしていて、お気に入りの一品。
アクセサリーのパーツショップだけでなく、カーテン屋さんなどに行くと、バッグチャームやドアチャームにしたくなるようなタッセルを置いています。
是非、参考にしてみてください。
タッセルのまとめ
タッセルチャームは、カジュアルでもコンサバでもOKですし、ユラユラのタッセルアクセサリーは、魅力を引き出してくれそうです。
簡単に手作りできますし、手軽に購入することもできます。
私の姉が、バッグチャームとして愛用しているタッセルが壊れてしまい、修理したものです。多分、4年以上は使っているものですが、大きな流行の波にのまれることなく長く使えるタッセル。
様々なシーンで楽しんでみてください。
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