レジンに挑戦したいけど、道具や材料は最小限(コストを抑えたい)で始めたいというレジン初心者の方は、是非100均を有効活用してください。100均で使える材料はもちろんですが、使い勝手が良く長く使えるレジン道具なども併せて紹介しています。
また、これからレジン作家を目指したい!という方にもおススメの情報を紹介しております。
目次より必要な個所を抜粋して読むと、効率良く読めます。
レジンについての説明もありますが不要であれば、目次からUVレジン必要基本道具をクリックしてください。
UVレジンの道具を100均で安く揃えるメリット
ハンドメイドで人気のレジン。始めてみたいけど、どんな感じなの?お試しでやってみたい人だけでなく、本格的にハンドメイドレジンに挑戦したい人にも100均の材料はおすすめです。
100均で購入する最大のメリットは安いこと。
ただし、使いやすさなどを考えると、100均ではなくもう少しお金を出して購入した方がよい材料や道具もありますし、100均にあったら即買い推奨の道具や材料もあるので紹介しますね。
また、身近にあるものでも代用できるものもあります。
併せてレジンに必要なもの、あると良いものも紹介しますね。
100均で揃える楽しみもありますが、楽天のふるさと納税でレジンのスターターキットが返礼品発見!
ふるさと納税でレジンキットを揃える方法もお伝えしてますので、是非最後まで読んで頂ければと思います。
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UVレジンの硬化用のライトはどれにする?
紫外線(Ultra Violet)を当てると硬化する樹脂のことを言います。
太陽光を利用して樹脂を硬化させることはできますが、晴れた太陽の下では約30分から4時間ほど時間がかかってしまいます。
UVライトを使うと仕上がりがきれいで、時間も2分から4分程と短く済みます。
LEDライトもあります。アクセサリーパーツショップでは、UVレジンコーナーにLEDライトの販売をしていますが、LEDライトでUVレジンは固まるの?と疑問に持たれる方もいるかと思います。
基本的には固まります。
UVライトの波長はUV-A波といって約400nmなので、LEDライトの波長が400nm以下であれば固まります。
LEDライトは小さく持ち運びにも楽なので、人気のライトです。近頃では、安価で入手することもできますし、UV-LED対応のレジン液も販売されていますので、購入する時には、自分が持っているライトの種類とレジン液を確認してください。
レジンの種類は何がある?
UVレジン液には、どのような種類のレジンがあるのかを紹介します。
100均でもUVレジン液、立体レジン液、色付きレジン液など、購入できるレジン液の種類が増えてきました。
〇 UVレジン、ハードタイプ
仕上がりが固く、透明感が高いのが特徴
写真左からUV-LEDレジン、UVレジン、チューブタイプの100均ダイソーのUVレジン
〇 UVレジン、ソフトタイプ、グミータイプ
仕上がりが柔らかいグミタイプで、硬化後にカッターナイフやハサミなどで切れるのが特徴
〇 UVカラーレジン
着色されているレジン液。クリアーのレジン液に着色剤を入れて色付きレジン液を作ることもできます。

ダイソーの色付きUV速乾レジン液
〇 LEDレジン
UVレジンよりも早く硬化するのが特徴。硬化後の透明度がUVレジンよりも高く経年劣化による変色も少ないので、UVレジン液よりもLEDレジン液を使うハンドメイド作家さんやクラフターさんが増えてます。
〇 エポキシレジン
2つの液を混ぜて硬化させるレジン液です。大きなサイズのハンドメイド作品を作る時に使うことが多く仕上りもきれいですが、レジンが硬化するのに特別なライトは不要ですが24時間程かかってしまいます。初心者の方は、短時間で硬化できるレジン液でまずは慣れることをおすすめします。
エポキシレジンについては、こちらの記事にまとめてあります。挑戦したい方は、参考にして下さい。
レジン初心者さんが揃えたいUVレジン必要基本道具
レジンでアクセサリーを作る時に最低限必要な道具や材料は、青枠に入っているものです。
・UVライト
レジン液を硬化させるために使用。大きいので、硬化するパーツを多く入れることができますが、持ち運びに不便ではあります。
一般的には36WのUVライトが多く使われていますが、9Wのものもあるようなので購入するときはチェックしてください。私の持っている↑写真のUVライトは9Wなので非力なんですね~。
36Wの方のがレジンの硬化時間が短くなります。
値段は1000円~4000円で購入可能
・UVライト/LEDライト
2019年7月にUV/LEDライトをAmazonで980円で購入しました(セールの時は更に安くなります)。
名前の通り、UVレジン液もLEDレジン液も硬化するハイブリッドな優れもの!
なんと3年経つ今でも、しっかり仕事してくれてます。
Amazonの中でも人気のライトのようで、お値段もかなりお安くなってるみたいですよ。
小型軽量タイプなので持ち運びが楽で、あらゆる角度からライトを照射できますが、たくさんのパーツを一度に硬化することができません。
Amazonで購入。
AmazonのブラックフライデーやAmazonプライムデーを利用すると良いですよ。
こちらの記事も参考にしてください。
セリアやダイソーの100均ショップでもUVライトが購入できます。
・レジン液
100均レジン液にも速乾UVレジンなるものが出ました!
100均のレジン液を使用する際は、速乾タイプのレジンを使用した方のが仕上りが違いうと思います。
100均レジン液について徹底検証しました。詳しくはこちらの記事を読んでくださいませ。
100均で購入したチューブタイプのレジン液は、UVライトで3分程硬化してもべたべたしてしまい仕上がりが今一つでした。少し長めにライトに照射することを推奨します。
100均でも速乾UVレジンが販売しているので、こちらの方のが硬化時間は短いです。
100均のレジン液に関しては量と値段を考えるとコスパが良いとは言えず。手芸店で少し大きめのものを購入した方が良いかもしれません。
ただ、100均の着色レジン液は色が豊富なのでクリアのレジン液に少量混ぜて色を付けたい時に使ったりするのにおすすめ。
クリアのレジン液は、硬化後にベタベタせずに透明度が高いUV-LEDレジンの「星の雫」や「清原のレジン」をおススメしています。
【おススメのレジン液はこちら】
【粘度が高いレジン液をお好みの方はこちら】
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・レジン用シリコンマット
底のないパーツの土台として使用します。
レジン用シリコンマットはアクリルホルダーで代用可能です
シリコンマットを作業シートとして使いますが、わざわざ購入しなくてもクリアファイルを作業シートとして適切な大きさにカットして使用できます。その際は、マスキングテープが必要になります。
写真のアクリルは、100均で購入したアクリルホルダーを小さく切ったものです。
牛乳パックを洗って切ったものでも代用できます。
そして、更なる代用品を発見!既にハンドメイドYou Tuberの方も使っている方がいますが、耐震マットもレジンの作業シートとして使えます。
4枚入りでコスパも良さそう。吸着力が半端ないので、耐震マットの片面は台紙から外さずに使用した方が良いです。
作った作品のコーティングに使ったり
レジン枠を固定するのにも良いです。作品が完成したら、レジン枠裏のコーティングはしっかりしてくださいね。
スティックがくっついてる状態。この吸着力なら、レジン枠からレジンがこぼれる心配なし。
レジンのシリコンマットの代用品として紹介しておきますね。
ただし、吸着力が半端ないのでレジン枠を耐震マットから剥がすときに注意が必要です。
初心者の方は、マスキングテープを使ってレジンの枠を固定する方法をおすすめします。
・ナイロン製の筆
UVレジンを塗ったり、薄くのばしたりするのに使用します。
太さの違う数本セットが100均で購入できます。筆に質によっては毛が抜けて作品についてしまうものもあるので注意が必要です。
ネイル用のシリコン筆だとコーティングの時に毛が抜ける心配がないです。
これは100均購入ではないのですが、訳アリ商品で安く購入しました。この道具については、こちらの記事で詳しく説明してます。
・レジン液を流し込む型(モールド)
型にレジン液を流し込んで、アクセサリーパーツに仕上げていきます。
写真上左の100均モールドを使うと、写真下左の目玉焼きが作れます。
右の小さい目玉焼きは、100均商品ではありませんが、このEVER GARDENのモールドを使いました。このモールドは、めちゃめちゃ使えます!
作り方は、もう少し先に記しておくのでもう少し読み進めてくださいませ🙇
100均のミール皿を使って、上のシリコンモールドを使うとこのような作品が作れます。
・マスキングテープ(シリコンマットの代用品になります)
レジン枠やフレームの仮おさえや、UVレジンを流し込むときの土台として使用します。100均で購入できます。
UVライトが透過しやすい色が薄い白や黄色を選んでください。また幅も広い物の方が使い勝手がよいです。
・綿棒、つまようじ、ピンセット
綿棒は、枠やフレームからはみ出たレジン液を拭きとる時に使います。
つまようじは、細いレジン枠にレジン液を流し込んだり、シェルフレークやパーツを入れたりするだけでなく、気泡をつぶすのに使います。
ピンセットもアクセサリパーツの配置や細かい作業、気泡をつぶすのに使います。
ピンセットの先が繊細だと作業効率があがるので、レジンに慣れてきて作品をたくさん作るようになったらクラフト用ピンセットへの買い替えがおススメですよ。
こちらのページにピンセットについて詳しく書いております。
一度ティッシュでつまようじやピンセットについたレジン液を拭き取ると、気泡を潰したり取り除きやすくなりますよ。
100均で購入できます。
エンボスヒーターというレジン液の気泡を温めて取り除くものもあります。今まで軽視してましたが購入したら目からウロコ、ポロ。気泡取りがめっちゃ楽です。
かなり地味で手間がかかる作業ですが、これをすることで作品の仕上がりが全然違いますよ!
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・はさみ、やすり(紙やすりも可)
シール、プラバンなどのカットや、型から硬化した樹脂を取り出したときに、余分なばり(型からはみ出て固まったレジン)を削るために使用。100均ネイル用のやすりも使いやすいです。
100均で購入できます。
・調色をするへら
顔料をすくったりするのに使用。小さなスプーンでも代用可能。
粉末の顔料を着色に使うよりも、液体の着色剤を使う方のが楽です。
なので顔料を混ぜる用途よりは、レジンの気泡を取る方のが活躍するかも。
100均で購入できます。
・ティッシュペーパー
余分なレジン液のふき取りや、ピンセット・つまようじについたレジン液のふき取りに使います。
ピンセットやつまようじに着色レジン液、ラメなどがついていて、次の工程に進むときにもティッシュで拭き取るため、頻繁にティッシュペーパーは使います。柔らかい高品質なティッシュだと、レジン液の中に毛羽立ちしたものが入ってしまう場合もあるので、街で配っているポケットティッシュの質で十分です。
無料でもらえます。
・エタノール、UVレジン用クリーナー
道具などについたレジン液のふき取りのため。こちらのクリーナーは100均で購入したものです。
手の消毒用に使うエタノールでも代用できます。
・使い捨て手袋
UV-LEDレジン液、UV-LEDライトから手を保護したりするのに使用します。
100均で購入しました。しかし、レジンの作業には指に密着するタイプの方のが扱いやすいと思います。
100均で購入した手袋は10枚入りでしたが、細かい作業の時に安定しないのでピッタリフィットするタイプを購入。▼の手袋は100枚入りで、購入金額は1,000円以下で購入したのですが、現在は、在庫なしです。
遊びが少なく、頑丈でとにかく細かい作業にはピッタリ!だったので、この先長くレジンの作業を続けたいと思われるなら、手にぴったりな手袋をお勧めします。
この手袋は医療用の手袋を作ってきたニトリルゴム手袋です。
必ず手袋をしてほしいのは、硬化前のレジン液を素手で触ってしまうことで、レジンアレルギーを発症してしまう可能性があります。
一度発症してしまうと、完治するための治療が大変なようです。手袋をつけて作業をすることでレジンアレルギーの予防になります。液体ではなく、硬化したレジンであれば触れてもアレルギーの心配はないようです。
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・アルミホイル
使用したナイロン製の筆が固まらないように、エタノールや専用クリーナーで拭き取った後にアルミホイルで包んで保管するため。
また、UV/LEDライトの光がもれないように、アルミホイルを使用することがあります。
レジン液の中には、硬化が早いものがあります。UVライトの光が漏れてしまい作業中に固まってしまうことがあるので、アルミホイルを使用すると良いでしょう。
100均で購入した「くっつかないホイル」ですが、普通のアルミホイルでも十分機能します。
面倒な時には、アルミホイルなしでも作業を進めてしまいます(;´∀`)
星の雫は硬化が早いので、使用するレジン液の性質を見ながらアルミホイルを使用してください。また、近くに窓があるとそこから差し込む紫外線でレジンが硬化してしまうこともあるので、注意が必要です。
以上が、基本道具になります。
見ていただくと分かるように、100均で購入することができるアイテムがほとんどです。
ただし、レジン液は量が多いほどコスパが良くなるので、この先レジンをしっかりやっていきたいと思ったら、大きいものを購入すると良いと思います。
レジン液によっては臭いのきついものや硬化すると色がくすむものもあるので、まずは小さいボトルを購入して試してみてから大きいボトルを購入するようにしてください。
UVレジン、LEDレジンの他にも2液性のレジン(エポキシレジン)もあります。エポキシレジンについてまとめた記事もありますので、気になる方はこちらもお立ち寄りください。
2023年のハンドメイドレジンの福袋でもお得なアイテムが購入できますよ。
詳しい内容はこちらにまとめてます。
次のページでは、100均だけど結構使える小物やマットコーティングやマグネットネイルなどの作品作りに使いたいアイテムを紹介します。
ダイソーはネットストアの利用が可能です。
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