UV-LEDレジンの星の雫を愛用する桃つゆみ。…なのですが、UV-LEDレジンの清原レジンも最近使うようになりました。「星の雫」使ってみて、絶対おすすめしたい点と注意しないといけない点を画像付きで解説してます。
これからLEDレジンを使いたいと思っている方、参考にして下さいね。
・パジコの星の雫の良い点
・星の雫を扱いする際の注意点
・清原レジンの良い点
・UV-LEDレジンとUVレジンの違いは?
UVレジンとUV-LEDレジンの違いは?
「樹脂」のことを英語でレジンresinといいます。
ハンドメイドで使用するレジンは、工業用のレジンとは違い人体に影響を及ぼさないように作られているんです。
ただ、会社によってハンドメイド用レジンの配合は違うそうなんです。
レジン液に紫外線(UVライト)を照射して硬化するのが、UVレジン。
LEDライトを照射して硬化するのが、LEDレジンになるわけです。
星の雫には「UV-LEDレジン」と表記がありますが、これはUVライトでもLEDライトでもレジン液が硬化するという意味なんです。パジコで発売されている「太陽の雫」がUVレジンで、「星の雫」がLEDレジンということですね。
LEDレジンはUVレジンよりも歴史が浅いようです。だからこそ、UVレジンよりも優れているポイントも!
例えば
・LEDレジンはUVレジンよりも硬化時間が短い
・仕上がりの透明度が高い
この▲ポイントだけでも十分使用価値があると思っていたのですが、最近「星の雫」の扱いにくい点や気をつけないといけない点も発見!
そこで、▼清原のUV-LEDレジンも作品によって使い分けるようにしています。
これからLEDレジンを使用したいと思っている方や、透明度の高い作品を作りたい方は、作る作品によって使い分けてみてください。
星の雫と清原レジンのおすすめポイント
「星の雫」は、なんと言っても透明度が高いんです。
そして硬化時間が、めちゃくちゃ速い!
硬化時間が速いので作業効率も上がるのですが、硬化中に配置のし直しはほぼ不可能かと…
写真のように、若干ではありますが「星の雫」の方のが「清原レジン」よりも透明度が高いんです。
清原レジンの方のがレジン液の粘度が高いので、レジン液がこんもりしてますが。
星の雫はレジン液がサラサラしているので、同じ量を出しても写真の準備をしていると広がってますね。
ハンドメイド作家さんの中には、サラサラレジン液を好む方と粘度が高いレジン液を好む方がいるので、どちらのレジン液の方のが使いやすとは言いにくいのですが、サラサラのレジン液だと形が凝ったモールドにレジンを入れるのが楽です。
粘度の高いレジン液は、パールやシェルパウダーを封入する時に入れやすい傾向があります。
室温によってもレジン液の状態は変わってくるので、粘度が高くて扱いにくい時はレジン液をエンボスヒーターなどで温めると良いと思います。
レジン液の硬化は?
先述したように、星の雫はUVライトでもLEDライトでもあっという間に硬化します。多分20秒とか30秒もあればほぼ完全硬化してるのではないでしょうか(レジンの量と色にもよりますが)。
さらに付け加えると、作業する部屋の窓から直射日光が入ってこなくても、近くに窓があればレジン液の硬化が始まってしまいます。要するに作業中に、どんどんレジン液が固まっちゃうわけです。
今まで、窓からかなり離れた所でレジンのハンドメイドをしていたので気づかなかったのですが、作業場を変えて出窓の近くにしたら、作品作りに困難が…
ということで、出窓に紫外線カットフィルムを貼りました。その時の様子を記事にしてるので、興味がある方はこちらの記事も是非!
星の雫は人気のLEDレジン液なのですが、割とハンドメイド作家さんからは「硬化が速くて作品にならない」という声を聞いてました。なるほど~こういうことなのね!と納得。
星の雫は、夜間にハンドメイド作業したり窓に紫外線対策をするか、または窓から離れた所での作業がおすすめです!
「清原レジン」ですが、窓の近くで作業をしても硬化が気にならないんです。もちろん、窓からサンサンと直射日光が降り注いでいる時は違うと思いますが、多少の紫外線では固まらない!
ライトを照射すると硬化時間は「星の雫」よりは時間がかかります。私は1分から2分程照射しますが(レジンの量によって調節)、それくらいライトを照射すればほぼ問題なく硬化します。
ハンドメイドの作業机近くに窓がある、紫外線対策が面倒、昼もハンドメイドしたい方には、清原のレジン液がおすすめですね。
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硬化したレジンが反る問題
ここまででも、それぞれのレジン液にも一長一短があるんですが、この硬化したレジンが反る問題!
ここは作品によっては大きく影響が出るので注意してください。
星の雫は、硬化の時に縮むからか反ります▼
ほんの少しですが、反っているのわかりますか?
星の雫は縮みやすいので、このネコ作品を作る時も4回から5回に分けてレジンを充填してますが、どうしても反ってしまうんです…( ;∀;)
スーパーマンみたい!躍動感ある作品!とポジティブに受け止めてもOKですが、バッグチャームにする時や販売作品にするなら沿ってない方が良いかと。
清原のレジンだと反りがないんです。ぴったりと紙面とレジンがくっついてますね。
作品を裏にして上から撮影したものですが、これなら大きな差はありません。
▼こんな感じのネコモチーフや凝った形のモールドを使う時は、レジン液の選別は注意した方が良いかと思います。
パジコのレジン液「月の雫」と「星の雫」も徹底的に比較してます。良かったら、こちらの記事も参考にしてください。
星の雫は立体モールドに!
透明度はピカイチ!硬化後のべたつきもない星の雫は、優秀なのです。
ということで、私は立体作品を作る時に「星の雫」を使うことにしてます。
左が半球、右が球体の作品です。
中にスワロフスキーやラメを入れてます。もうこの透明感たまらんですよ!
星の雫と清原レジンのまとめ
備忘録も兼ねて、LEDレジンについてまとめてみました。
ず~っと、どんな作品を作る時もパジコの「星の雫」一筋だったのですが、清原レジンも優秀だということに気づいたこと。たまに浮気?も必要かもww
作る作品によってLEDレジン液を色々試してみると良いかもしれません。
LEDレジン液のパジコと清原の比較でしたが、多少でも参考になったら嬉しいです。
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