ドロップ型のシリコンモールドを使って、きれいなレジンドロップを作りたいと思っている方、必見です!
こんな感じで、ツルツル作品が作れちゃいますよ。
ドロップの張り合わせや、表面にレジン液がついてしまって輝きにムラが出てしまうなどのお悩みが、まるっと解決!? すると思います。多分…
動画で作り方を解説している方もいますが、このサイトも見て参考にして頂けたら嬉しいです(≧▽≦)
この記事で分かること
・レジンドロップの基本的作り方
・レジンドロップの張り合わせのコツ
・きれいに仕上げる方法
・レジンドロップのデザインいろいろ
・レジンドロップを使ったアクセサリー紹介
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レジンドロップを作るのに必要な道具
ドロップのシリコンモールドは必須です。
ドロップ作品は季節を問わず人気なので、ハンドメイド作品を販売している方にも人気のモールドです。
私が使っているのは亀島商店さんのモールド
レジン液は、現在使っているもので大丈夫だと思います。
100均のレジン液だと量が足りないので、複数本準備をするか大きいレジン液を購入するのをおすすめします。
私は、月の雫を使用してます。 ちょっとお高いんですけど、気に入ってます。
レジン液、どれが良いか迷っている方や他の種類をお試ししたい方は、GREEN OCEANさんのこちらの商品がおすすめですよん!
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他には、UVライト、着色剤、オーロラフィルムや調色スティック(爪楊枝)が必要です。
作りたいドロップのデザインによって、封入物や着色剤が変わってきます。
後半は、おすすめドロップデザインと封入物・着色剤の紹介もしているので参考にしてくださいね。
レジンドロップの作り方
今回作るのは、グリーンとイエローにオーロラフィルム(ホログラム)を散らしたドロップです。
準備する着色剤とオーロラフィルムです。
使用する着色剤は、宝石の雫のライムグリーンとレモンイエロー。
オーロラフィルムは100均のセリアで購入したホワイト。ネイルコーナーで見つけました。
モールドはマスキングテープなどで付着物や汚れを取り除いてくださいね。
早速、作り方を説明していきます。
1. モールドにクリアのレジン液を6分目から7分目充填します
画像では、レジン液をモールドの7分目ほど入れてます。
2. UVライトでレジン液を硬化
3. 硬化したレジン液の上に、左上半分ラムグリーンに着色したレジン液を入れます
調色スティックやネイルドットペンの大きい方を使うと入れやすいですよ
4. レモンイエローに着色したレジン液を右下半分に入れます
グリーンとイエローだから、今一つ違いが分からない感じになっちゃってますね。
5. 真ん中部分にオーロラフィルム(ホログラム)をのせたら、レジン液が平ら(均一)になるように調色スティックなどひろげていきます
モールドを左右前後にゆっくり傾けてもレジン液が均一になりますよ
6. UVライトでレジン液を硬化
7. 更にクリアのレジン液をモールドのギリギリまで充填していきます
多すぎると硬化した時に表面が盛り上がってしまい、貼り付けの時にすき間ができてしまうので注意してください。
硬化した後に表面に若干のくぼみがあるくらいが貼り付けしやすいです。
8. 硬化したレジンを取り出したら1~7を繰り返し、同じようにもう1セットを作ります
バリなどがあればヤスリで落として下さい。
ここから先は、「ドロップの肝」ともいえる張り合わせ部分になります。
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9. ドロップの表面にレジン液をおいていきます
調色スティックなどを使って広げていきます。
レジン液の量は表面が少しくぼんでいると思うので、くぼみがなくなるくらいを目安にします。
10. 【貼り付けポイント】
必ず手袋をして下さい
ドロップ同士がずれないように、画像のように指でしっかりホールドします
もしレジン液が横からはみ出してたらアルコールシート(除菌シート)で拭き取ってください。
11. ドロップを持ったままUVライトで硬化
必ず手袋をして下さい
12. 張り合わせしたドロップにピンバイスで穴をあけます
穴をあけたらヒートン(または短くカットした9ピン)にレジン液をつけて差し込み
13. UVライトで硬化します
すると、こんな感じにレジンドロップができあがり!
でもこれで終わりにしないのが桃つ流
側面にバリなどができている場合は、やすりで落として下さいね
14. ピンの頭を強力クリップで留めてコーティング準備!
コーティングの時に、ヤットコと輪ゴムを使ってピンを留める方法がありますが、この強力クリップを知ってからこれ一択です。
手作り工房MYmamaさんオリジナル商品なんですよ。
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そしてコーティングでつかう「どぼんとコーティング」も手作り工房MYmamaさんで購入しました。
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15. どぼんとコーティングにレジンドロップをどぼんします
コーティング剤(どぼんとコーティング)はサラサラしてますが、私はエンボスヒーターを使って更にサラサラさせます。
全体にコーティング剤をつけたら、更にエンボスヒーターで余分なコーティング剤を落とすとドロップの形がしっかりします。エンボスヒーターがない場合は、軽くふったりして、余分なコーティング剤が落ちるのを待ってください。
16. UVライトでしっかり硬化します
そして出来上がったツルツルのレジンドロップがこちら!
コーティング前の写真と比較してみてください。
▲ コーティング後
▼ コーティング前
ネット販売をする場合は、しっかりバリ落としをしてキレイに仕上げをしてからお客様に渡したいですよね。
ヤスリで削った後はそこだけ白くなってしまうので、コーティング剤でツヤツヤツルツルに仕上げたい桃つ。
コーティング前のレジンドロップも素朴な感じで好きなんですけどね。
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いろいろなレジンドロップのデザイン
レジンドロップのデザインは何通りにでもできます。
このレジンドロップは、宝石の雫の レッドバイオレット × アクアブルー にホワイトのホログラムを使ってます。
作り方は、先ほど紹介したレモンイエローとライムグリーンの作り方と一緒
ブルーのホログラムとクリアのレジン液だけで作ると…
このようなデザインになります。
▲画像のバッグチャームにつけたドロップは、ホログラムとクリアレジン液で作ってます。
超キラキラな感じ。
多めにホログラムを入れると、しっかり目に色がでますよ。
宝石の雫 基本12色セットがあると作れるドロップの幅も広がると思いますよ。
また100均でもホログラムやオーロラフィルムを購入できますが、ハンドメイドショップやネットショップでもおシャレで使いやすいものがあるのでチェックしてみてくださいね。
レジンドロップを作る時のコツ・ポイント
なんといっても、ドロップの張り合わせがポイント!!
以前は、画像のようにモールドを使って張り合わせをしてました。
硬化したレジンをモールドに入れ、その上にレジン液をたらして上からもう片方のレジンドロップを乗せてUVライトで硬化する方法です。
もちろん、この方法でもきれいに接着・張り合わせできましたが、たまにずれてしまうこともあったんですよね。
下の画像のように、少しズレてしまうんです(>_<)
こうなってしまうと商品にすることは出来ず…
レジンドロップ作る時、実は結構な量のレジン液使うんですよ(私的にはそう思うんです)。
だからできるだけ失敗したくないわけです!
少し手間ではありますが、工程の中でも説明したように
指でしっかりとドロップをつまんで張り合わせます。
レジン液がはみ出てきたら、アルコールティッシュ(除菌シート)で拭き取って
UVライトで硬化します
ここでもズレないようにしっかりとホールド
これをすることで、ドロップの張り合わせがキレイに仕上がりますよ!
尚、この方法をする時は高い確率でレジン液が指につきます。必ず手袋をしてください。
レジン液が皮膚についてしまうと、レジンアレルギーを発症してしまう可能性があります。
もしもレジン液が皮膚についてしまった時の対処法は、こちらの記事にまとめてあります。
レジン液をしっかりと落とす洗浄剤にも触れてますので、よかったらご覧ください。
レジンドロップをアクセサリーにしよう
キーホルダーやピアスなどなど、いろいろなハンドメイドアクセサリーに使うことができるレジンドロップ。
今回は、ヘアゴムにしてみました。
大きな丸カンにドロップを通していきます。
画像ではわかりにくいですが、丸カンは2つ使います。
黒のヘアゴムにレジンドロップをつけてみました。
100均でも購入しやすい黒のヘアゴムですが、こうやって飾るだけでもお洒落ですよね。
黒ゴムをくすみカラーのヘアゴムに変えてみました。
ドロップのチェコビーズも飾りでつけてます。
このヘアゴムはちょっとお高いんですけど、お友達へのプレゼントやヘアアクセサリーを販売する方におすすめです。
レジンドロップのまとめ
レジンドロップの作り方を紹介しました。
レジンドロップを作りながらたびたび失敗をして、この記事のように改良しました。
まだまだ改良の余地があるのではと思いつつ、今のところレジンドロップ商品をお客様にお渡ししてノークレームであります。
プレゼントしたお友達にも喜ばれていて、ハンドメイド作家冥利につきます(≧▽≦)
くれぐれも素手での作業はお控えください。
たくさん、キラキラドロップを制作してくださいね。
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