エッセンシャルオイルを使って香りを楽しむ方法はいくつかあります。
素焼きの陶器や石膏で作られたアロマストーンは、アロマオイルを数滴たらしおくと、素材に浸透した後でゆっくり蒸発しながら部屋に香りが広がります。電気や水を使わないので、小さなお子様がいるご家庭でも安全に使えます。
しかも、置き場所を選ばないので、お部屋に合わせた香りを手軽に楽しめるのがアロマストーンの良い所です。
1つのアロマストーンには、固定の香りを使用した方が良いと言われてます。
となると、使用するエッセンシャルオイルに合わせたアロマストーンが欲しくなりますよね。
アロマストーンは石膏や珪藻土を使って、簡単に手作りすることができます。
この記事では、100均で手軽に買える材料を使って作る方法を紹介します。
【この記事で分かること】
・アロマストーンの作り方
・アロマストーン作りに必要な材料
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アロマストーン作りに必要な道具や材料
アロマストーン作りに必要な道具や材料になります。
・水
・着色用の絵の具
・型(シリコンモールド)
・紙コップ
・石膏を混ぜるもの(割りばしやヘラなど)
・軽量カップ
・はかり
画像では、レジン用の着色剤を入れてますが、なめらかな均一カラーのアロマストーンを作りたい時は水彩絵の具を使用します。
後ほど、レジン用着色剤を使った場合と水彩絵の具を使ったアロマストーンの出来栄えの違いも紹介しますね。
▲100均で購入した石膏です。
実は石膏を置いている100均をなかなか見つけられませんでした。店員さんに聞いても、今は販売してないんですよねという100均もあり、5件目のCan★Doでやっと発見し購入に至りました。
ダイソーでは、ネットストアで購入できるみたいです。
使用する型は、レジン用のモールドを使用しています。
100均のハンドメイドコーナーでモールドを購入することができます。少し大きめのものを選ぶとエッセンシャルオイルが浸透して良いと思います。
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アロマストーンの作り方
道具や材料の準備ができたら、早速作っていきましょう。
石膏と混ぜる水は、15℃から25℃の水を利用してください。水温が低いと、硬化するまでの時間が長くなる場合があるからです。
1. 紙コップに石膏を入れて水を混ぜます。
石膏は画像のように細かく、シュガーパウダーや片栗粉のような質感です。
石膏100gに対して水30mlで、撹拌時間は3~4分
▼画像は、石膏50gに対して水22ml入れて混ぜたものです。
説明書の指示通りに水を入れるなら石膏50gに対して水15mlになるのですが、それだとパサパサして滑らかになりませんでした。少し多めにお水を入れてます。
2. 石膏を型に流し込みます。
紙コップから型に直接流し込んでも良いのですが、入れやすいようにレジン用のカップに入れかえてます。
紙コップのふちを少し折って、石膏を流しやすくしても良いですね。
白いアロマストーンであれば、これで石膏が固まるのを待って出来上がりです。
色を付けてみたいという方は、白の石膏に着色をしていきます。
▲画像は、水と混ぜた石膏にレジン用の着色剤を2滴たらしました。
つぶつぶとした感じに色がつきました。
レジン用の着色剤は水には溶けないので、きれいに混ざらずマダラになってしまいます。

水にレジン用の着色剤をいれたところ
着色した石膏を型に入れます。
単一に石膏に着色をするなら、水に溶ける水彩絵の具がおすすめです。

石膏、水、水彩絵の具で石膏に着色
石膏と水を混ぜて撹拌したら、お好みで水彩絵の具を落とします。
画像は石膏30gに水を混ぜたものに、水彩絵の具(きみどり)を1滴落としてます。
こんな感じに色づきます。
石膏を型に入れていきます。
右のモールドの赤矢印には、石膏をわざと1滴落としています。固まっているか確認するためです。
石膏を型に流し込んで30分から40分で硬化すると説明書にありましたが、私は1時間してから型から外しました。
すごく簡単に型から取れます。
硬化したレジンを型から外すとき、取り出しにくい場合がありますが、石膏は拍子抜けするほど簡単にポコっと取れました。
上段の丸とバラはレジン着色剤を使用した石膏で制作
下段のネコちゃんと肉球は着色なしの白で制作
全てきみどりで着色した石膏で制作したアロマストーンです。
白と緑を比較したものです。
ワンコ好きの方には、こんなアロマストーンを作ってみてはいかがでしょうか。
このモールドは、Decofactoryさんで購入しました。
フレブルちゃんなんかもあります。
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▼画像はレジンで型をとったものですが、こんな感じのアロマストンも作れて癒し倍増かも!
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アロマストーンを作った感想
室温22℃、湿度50%の部屋で100均で購入した石膏で作りましたが、指示書の通りの水の量だと少なかったです。
少し多めに水を入れて、石膏が滑らかになるようにしてしっかり混ぜました。
水分が多いと、しっかり固まるか心配でしたがそこは大丈夫でした!
少し長めに時間をおいて、型から外した方が良いです。
画像のように型から取り出すと、ちょっと欠けがあったりしますよね。
私は、自分で使うなら気にならないのですが、これからアロマストーンをハンドメイド作品として販売したい、友達や家族に贈りたいという方は、石膏もしっかりリサーチすると良いですね。
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たっぷり1キロでお値段も100均の石膏を1キロ換算すると、それほど変わらないこちらの石膏は、初心者の方でもなめらかな作品が作れるそうです。
アロマストーンの使い方
使い方はとても簡単。
アロマストーンにエッセンシャルオイル(アロマオイル)を2~3滴たらすだけ。
柑橘系のアロマは、香りが飛びやすいので楽しめる時間が短めです。
香りが弱くなったら、追加して楽しんでくださいね。
アロマストーンの形によっては、エッセンシャルオイルがこぼれてしまうこともあります。受け皿の上に置くなど、工夫してみて下さいね。
手作りアロマストーンまとめ
アロマストーンは思った以上に簡単に作れて、型から石膏を取り出すときのワクワク感や出来上がりの達成感もあります。
クリスマス用の型に石膏を流し込めば、クリスマスオーナメントもハンドメイドできますね。
100均で、料理用のシリコンモールドを購入することができます。可愛い形のものもあるので、チェックしてみてください。
アロマストーンの作り方の記事を最後までご覧頂きありがとうございました。
あなた自身のアロマストーンをカスタマイズして、環境・体調など用途にあったアロマを楽しんでくださいね。
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