ハンドメイド作品が売れたら、商品の発送だけでなく、納品書や領収書も必要?と思う方いるかもしれませんね。
ここでは、納品書と領収書の役割、納品書と領収書の違いや、書き方(作り方)を解説します。
・領収書と納品書の違い
・ハンドメイド作家の納品書の作り方
・ハンドメイド作家の領収書の作り方
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納品書とは?
納品書とは、商品(ハンドメイド作品)が納品される時に発行する書類を指します。ネット通販でハンドメイドのパーツを購入した時にも、商品と一緒に入っていることがほとんどなので、皆さんも目にしていることが多いのではないでしょうか。
納品書は、お客様が注文したハンドメイド作品と、発送した作品や個数が間違っていないかチェックすることができるので、
・お客様への安心感
・納品物の確認
になります。
領収書とは?
領収書は、品物の代金を受け取った時に発行する書類になります。
領収書には、代金をしっかり支払いましたということを証明する役割があります。
そのため、お客様が支払い(入金)前であるのにも関わらず、領収書を発行してしまうと混乱を招いてしまうので、注意が必要です。
納品書と領収書の違いは?
納品書は領収書として処理することはできません。ただし、支払いが完了していて「納品書兼領収書」として発行する場合は、領収書として処理することができます。
領収書は商品代金を支払った証明書の役割をするので、税務署に提出する正式書類として提出ができます。
納品書の作り方や必要事項は?
販売したハンドメイド作品の納品書を作成する時、必要な記載項目は5項になります。
・納品書の発行日
・発送商品の内容や数量
・発送商品の単価と合計金額
・発行者の会社名(屋号)、住所、電話番号など
発行者には、会社名や店舗名を記載しますが、それらを持たないハンドメイド作家さんは本名もしくは作家名を記入してください。
ネット上で納品書のテンプレートをダウンロードできますし、手書きタイプは100均でも購入することができます。
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領収書の作り方や必要事項は?
・領収書の発行日
・領収金額
・但し書き
・発行者の会社名(屋号)、住所、電話番号、印鑑
但し書き(ただしがき)には、具体的に何の代金なのかを記入します。
・ハンドメイドアクセサリー代として
・ネックレス代として
など
発行者には、会社名や店舗名を記載しますが、それらを持たないハンドメイド作家さんは本名もしくは作家名を記入してください。
印鑑は発行者欄にかぶるように押してください。
領収書も納品書同様、ネット上でテンプレートをダウンロードすることができます。また、手書きタイプは100均で購入することもできます。
画像は、100均で購入した領収書です。
金額が50,000円以上の場合、課税の対象になるので領収書に収入印紙を貼る必要があります。
ハンドメイド作品で50,000円を超える作品を販売することはあまりないと思いますが、知っておくと良いかもしれません。
参考:国税庁ホームページ
領収書に不備があった時の対応は?
気をつけていても、間違えた領収書を作成してしまうこともあるかもしれません。
不備があった場合は、間違えた箇所に二重線を引いて訂正印を押すことはせず、領収書を返却してもらって下さい。そして新たに領収書を発行します。
領収書の再発行は、架空の売り上げ計上と疑われたり、経費の水増しとして悪用されないために、不備のあった領収書は必ず返却してもらって下さい。
まとめ
ハンドメイド作品の販売方法にもよると思いますが、ネットショップで販売した時は、納品書を作成してあげると、購入したお客様も安心すると思います。
領収書は、お客様が要望した時に対応するというスタンスで私は作成しています。ネットアプリによっては、納品書や領収書を発行する機能があるものもありますので、確認してみてください。
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