レジンやグルーデコで脇役ながら大事な仕事をしてくれるのが「ピンセット」。
今まで、このピンセットの働きを軽く見てました。…が、しかし、ピンセットの性能があがると、ハンドメイドの作業効率がグググっとあがります!ほんと、あがるんですよ。桃つゆみおススメの五十嵐プライヤーのピンセットを紹介します。
使いやすいピンセットの選択肢が増えます
使う用途でピンセットを変える?そのおすすめは?
ハンドメイドで使用するなら先が細かいものをおすすめします。とはいえ、ハンドメイドだから細かい作業、先が細い物という認識はちょっと間違っていて、押し花用であれば、先端が丸くなっていてつかむものを傷つけない工夫があったりします。
一番右のものは、クラフトショップで購入した120円くらいのもの。
その隣は、レジンやグルーデコで細かいパーツを扱う時に使用しています。
正直なところ、120円のピンセットでも十分ハンドメイドをする上では使えますが、レジンのすごく小さい気泡を取りたいけど取りにくい、0.8㎜のブリオンが掴みにくいと限界もあります。
超精密なピンセット1本あればどうにかなる
五十嵐プライヤーのピンセットは、全部で6種類。その中でも、超精密アングル120㎜非磁性のピンセットであれば、ほぼどんなハンドメイド作品作りにも良い仕事をしてくれます。
非磁性なので、PCの修理やカメラのお手入れにも使える高性能。
このピンセットは、横浜ビーズアートショーで工具を出店していた五十嵐プライヤーさんのブースで見て一目ぼれしました。
ヤットコやニッパーが使いやすいとプロの先生おすすめ。以前はネット販売しかしていないということで、イベント会場でしか購入できなかったようです(今はネットでも購入できます)。ニッパーを購入予定だったのにピンセットを見たら、もう欲しくなってニッパーと一緒に即買い。
決して安くはないのですが、見ただけでその性能が予測できるほどの精密さ。
先端精度はもちろん、中央部は厚く、接合部に向かって薄く加工することでソフトな反動と剛性感を実現した最高級のホビー用アングルタイプのピンセットなのです。
また、耐酸性・耐蝕性に優れたステンレス鋼(SUS304)を使用しているで、錆を嫌う作業にも最適。
ピンセットの性能を検証
UVレジンやLEDレジン、グルーデコでは小さなアクリルビーズだけでなく、ブリオンといった0.8㎜の極小ビーズも扱います。
こちらがブリオン。これだと大きさが今一つ分かりませんよね。仁丹よりも小さいです…う~ん、仁丹も分からないか(;´∀`)
この写真だと、もう少し大きさが分かって頂けるでしょうか。
ブリオンよりも小さい手芸素材はあると思うのですが、こちらをラクラクつかめること、持っていきたい場所に配置できることなどを考慮して検証していきます。
まずは、3㎜のアクリルビーズ。こちらは難なくクリアーすると予想してましたが…
あっさりクリアー。3㎜のビーズを持っても、しっかりグリップしてます。まだまだ小さいものもつかめそうなので、0.8㎜のブリオンを持ってみることに。
実際につかんでみて思ったのは、ツルツル素材のブリオンですがしっかりとつかめて作業しやすいこと。
精密機械のメンテナンスにも推奨されているだけのことはあります!
極小ブリオンがしっかりつかめていれば、だいたいの素材は問題なくつかめると思っても良いかと思います。
先細ピンセットをおすすめするメリット
レジン液をモールド(型)に流し込むと、気をつけていても気泡が入ってしまうことがあります。
気泡は、エンボスヒーターで取ることもできますが、爪楊枝やピンセットですくって簡単に取ることもできます。ピンセットの先が細いと、気泡を上手につまんで潰すことができますが、先が丸まっていたり厚みのあるピンセットだと気泡が逃げやすく手間取ってしまいます。
UV/LEDレジン作業をする方には、このようなピンセットの使い方もできます。
レジン液につけた後は、しっかりとピンセットを拭き取るようにしてください。
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ペーパークラフト・押し花用におすすめのピンセット
五十嵐プライヤーのピンセットには、ペーパークラフト・押し花用のピンセットもあります。押し花は先端が細いピンセットだと、力の入り方によっては花弁がくずれてしまったり、素材を傷つける原因にもなりかねません。
そこでペーパークラフトや押し花を使ったハンドメイド作品を作る方は、こちらのピンセットがおすすめです。
ピーズアクセサリー用におすすめのピンセット
ハンドメイドにおすすめのピンセットまとめ
脇役になりがちなピンセット。あまりこだわりをもって使っている人も少ないかと思いますが、使用用途によって使い分けることで作業効率があがると思います。
私は、超精密アングルの120㎜を使用して大満足です。横浜ビーズアートショーで出会えた逸品の工具だと思いました。
直接、五十嵐プライヤーの会社の方とも話をすることができました。自分たちの作った工具にとても自信を持っていますし、作ってる側の人の話を聞くと、より使ってみたいという気持ちになります。
私が購入したニッパーは、オレンジ色の持ち手の物になります。この持ち手の色もお洒落なんですよ。
これからピンセットを探す方やワンランク上のピンセットをお探しの方の参考になれば嬉しいです。
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