つぶし玉とボールチップを使いこなせたら定番ネックレスも簡単にできます!
つぶし玉(カシメ玉ともいいます)は、とても小さなパーツです。指先で、転がしたりヤットコやピンセットを利用してワイヤーやチェーンに入れていきます。
小さいけれど、アクセサリー作りの要役をしています。
・つぶし玉(カシメ玉)の使い方
・ボールチップの使い方
・つぶし玉とボールチップを使ったネックレスとピアスの作り方
つぶし玉とボールチップを使って、素敵なネックレスを作りましょう✨
コットンパールを使ったネックレスはこれからの季節に大活躍です。
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つぶし玉(カシメ玉)ボールチップとつぶし玉カバーとは
▼つぶし玉▼テグスやワイヤーの先端処理に使用します
▼ボールチップ▼つぶし玉と一緒に使うことが多いです
▼つぶし玉カバー▼
つぶし玉(カシメ玉)とボールチップの組み合わせは、主に、テグスやワイヤーのエンド処理の金具として使用します。
つぶし玉は、チェーンに通したパーツを留めたりするときにも使用します。
つぶし玉カバーは、つぶし玉でアクセサリーパーツを留めた時に見た目がきれいになるようにつぶし玉をカバーするものです。
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テグスの使い方
アクセサリー作りで、テグスやワイヤーはチェーンの代わりにもなります。安価・柔軟性のある素材で扱いやすいため、持っていると重宝します。
テグスは、仕上がりが目立ちにくいため、立体ビーズなどにも使われますが、ワイヤーに比べると強度は落ちるのが弱点。最近では強度のあるテグスも出ています。
ワイヤーの使い方
テグスよりも張りや弾力性があるため、結んで処理をすることができません。
強度があり伸縮性がないので、重いアクセサリーの使用に最適です。
つぶし玉(カシメ玉)とボールチップの使い方
準備したパーツは、ナイロンワイヤー、ボールチップ、つぶし玉です。
使用する工具は、平ヤットコ、丸ヤットコ、ニッパー。
目打ちがあると便利かも。
今回は、コットンパール(8㎜)5個、ロンデル2個、ビーズ(2㎜)2個を通す予定なので、ワイヤーは余裕をもって20㎝でカットしておきます。
カットしたワイヤーに、つぶし玉1個を通します。
ワイヤーの片方の端をもう一度、つぶし玉に通します。
ぎゅぎゅぎゅっと輪を小さくしていきます。ワイヤーだと少し力がいるかと思うので、ワイヤー両端をヤットコで挟んで引っ張ると輪が小さくなります。
力を入れすぎると、稀にワイヤーが切れてしまうこともあるので注意してください。
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テグスを使う場合は、しなやかさもあるので小さくした輪の部分がつぶし玉と密着するかと思います。
平ヤットコで、つぶし玉をぎゅぎゅぎゅっとつぶしてください。
これでもか~ってくらいに力入れて、私はつぶしてます😊
これまた稀ではありますが、つぶし玉のつぶし方がゆるいと、するっと取れてしまうことがあるので注意が必要です。
つぶし玉先に出ていたワイヤーは、ボールチップに隠れるくらいまでニッパーでカットします。
確実に留めたい場合は、ワイヤーとつぶし玉の重なる部分に接着剤をつけると良いです。が、なくても十分な力に耐えられると思います。
ボールチップは、もう一方のワイヤー端から入れます。
平ヤットコで、ぎゅぎゅぎゅっと閉めます。
この手順が基本になります。これでワイヤーやテグスにパーツを入れる準備が整いました。
お好みのビーズをテンションアゲアゲ🎵😄で入れていってください。
終わり(閉じ)のエンド処理です。
写真のように、左側にはビーズやパーツがセットされています。
端の処理は、ボールチップをいれてからつぶし玉を入れてください。
ボールチップをビーズに寄せて、つぶし玉には先ほどと同じように、ワイヤーの端をもう一度通して輪を作ります。
この輪をできる限りボールチップに近づけて留めるのですが、写真では先の小さな平ヤットコでつぶし玉をつまんで、それをボールチップの内側に引き寄せています。
目打ちを使う場合もありますが、この端のつぶし玉の位置がチップより離れすぎると、スカスカとしたゆるいネックレスになってしまいます。
こんな説明じゃ~わからん、という方はこちらから、貴和先生の動画へ飛べます。
作り終わりは、こんな感じです。
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コットンパールのネックレスも簡単
超定番、コットンパールのネックレスです。
先ほどもお伝えしましたが、準備したものは
薄いピンクのコットンパール(8㎜)2個、キスカのコットンパール(8㎜)3個、
ロンデル2個、クリーム色のビーズ(2㎜)2個、45㎝のチェーンネックレス、カシメ2個
コットンパールの両端を薄いピンクにしてます。
華奢な感じにしたかったので、チェーンは45㎝長さの細みのものにしました。
チェーンには、アジャスター、ヒキワ、ダルマ板などがセットされたものを使っています。
このチェーンの真ん中をニッパーでカット。両端をカシメで処理して留めています。
カシメの処理の仕方は、こちらを参考にしてください。
カシメ・かつら・リボン留め(ヒモ留め)の使い方/応用や役割をポイントをおさえて解説
製作時間 20分程度
洋服を選ばないので、いつでもどこでもちょっとした時につけていけます。
スワロフスキーのロンデルは、ちょっと値段が高いです💦
今回は100円ショップのロンデルを使ってみました。
「あ~、そのロンデル100円ショップね~」とは言われないだけの輝きがあります。全然大丈夫です。
自分用、販売用など、パーツのクオリティーはご自身で見極めてください。
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バリ取りに一手間かけてみて
脂パールやアクセサリ素材は、穴やパーツの部分にバリが残っていることがあります。バリとは、材料を加工する際に発生する突起です。このバリをやすりで落とすことで見栄えが違ってきます。樹脂のダイヤモンドやすりは3本セットで100円ショップで購入できるので、持っていると活躍することが多いかと思います。
連になって売られている樹脂パールは、外すときにどうしてもバリがでてしまうことがあります。
これは、手間でもしっかりと取ってから処理することをおススメします。
バリの部分をニッパーで切り落とすだけでもきれいになりますが、取り切れない時は静かにゆっくりやすりでこすって落としてください。
あまりこすりすぎると、塗装がはげてしまうので注意してください。
目打ちの先をパールの穴に入れるだけでも、バリがきれいになることもあります。
この一手間で、作品の出来上がりが違ってくるので頑張ってください。
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つぶし玉を使ったピアスの紹介
つぶし玉をアクセサリーパーツを留める役割として使うこともできます。
このようなピアスを作ることができますので、是非参考にしてみてください。
ポイントになるのは、下のパールを留める部分です。
★材料★
・コットンパール
・チェーン
・つぶし玉(1.5mm)
・つぶし玉カバー(3mm)
・つまようじ
・接着剤
使用する工具
平ヤットコとニッパー
コットンパールの穴が詰まっている時は、目打ちで穴を広げる
チェーンの先端につぶし玉をはめて、平ヤットコでぎゅっぎゅと締める。
締め方がゆるいと、するっと抜けてしまうので注意が必要です。心配な時は、つまようじに接着剤をつけてつぶし玉部分に塗ってください。強度が増します。
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チェーンにコットンパールを通します。ここまでできたら、つぶし玉カバーをつけます。つぶし玉がかくれるように覆いますが、平ヤットコでしっかりすき間がないように締めてください。
もし、つぶし玉カバーをつけないと見た目によろしくないのです。
つぶし玉カバーをつけることで見た目がきれいに処理されます。
もしデザイン的にもう少し控えめなものが良い場合は、メタルパーツを使うこともできます。
少しおとなしい感じのデザインになります。つぶし玉カバーがないときは、メタルパーツやビーズなどで代用できることを覚えておいてください。
今回はアクセサリーパーツをつぶし玉(カシメ玉)で留める方法をお見せしたかったので、写真の解説はここまでになります。
上の小さなコットンパール、こちらはコットンパールの内側につまようじを使って接着剤をつけてこていしています。
チェーン上の部分は、カシメで留めています。カシメを使ったチェーンエンドの処理は、こちらの記事を参考にしてください。
カシメで留めたあとは、丸カンを使ってピアスの金具とカシメ部分をつなげて出来上がりになります。
接着剤を使ったり、工程数が多いので慣れないと少し時間がかかってしまうかもしれませんが、こんな風につぶし玉が使えることを知って頂ければと思います。
つぶし玉(カシメ玉)・ボールチップのまとめ
アクセサリーを作り始めの超初心者だったころに、つぶし玉とボールチップの使い方が分かり、作った写真がこちら。つぶし玉やボールチップの扱いが分かれば、ネックレスだけでなくブレスレットなども作れます。
大きいものはコットンパールですが、それ以外は樹脂パール。
ロンデルは、通販で安く購入したものだった記憶が。。。
8年以上使っていますが、今も活躍してます(結婚式に出席の時にも使用しました)。
パールとロンデルを入れて留めるだけなので、もしご興味あればハンドメイドしてください😄
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コメント
さっそく“平ヤットコ活躍中の図”ですね。
かっこいいヤットコなのですが、自動開きに慣れていたので、使いこなすまでに時間かかりそうです💦