パーツとパーツをつなぐ金具として「Cカン」や「丸カン」があります。
でもCカンと丸カンの違いって何?って疑問に思われたことありませんか?
・Cカンの使い方
・Cカンと丸カンの違い
・Cカンを使った簡単に作れるアメリカンピアス
スポンサーリンク
基礎金具 Cカンの使い方
Cカンは、アクセサリー作りの基本的なパーツです。
パーツをつなげる時などに使用します。様々な色や大きさ、デザインがあります。色は上の写真のようなゴールドやシルバーの他に、白銀、銅、金古美などがあります。
小さいものは、強度がありませんが繊細なためピアスやネックレス類に使用されます。
大きくて強度のあるCカンは、キーホルダーやバッグチャームに使われたりします。
使う用途によって、サイズは変わってきます。
同じ外径の丸カンと比べて、Cカンの線径は細くなります。コマの小さいチェーンをつなぐ時に、丸カンで通らない場合はCカンを使うと通る場合があります。
簡単にできるピアスを後で紹介しますが、使用するチェーンが細かいためCカンを使用しています。
Cカンの開閉の仕方
Cカンは切れ目を必ず上下(前後)に開いてください。(下図参照)
切れ目を左右に広げてしまうと、口がしっかりと閉まりにくかったり、閉まらなくなってしまうからです。
開閉には、平ヤットコ、丸ヤットコ(指カン)を使用します。
Cカンを左右に広げてしまうとこのようになってしまいます。
左右に広げてしまうと、切れ目がうまくふさがりにくくなってしまったり、Cカンの開閉回数が多いことで金属疲労がおこり、Cカンの強度が弱くなってしまいます。
作業効率を上げるために、指カンにも慣れておくと良いでしょう。
指カンは100均のハンドメイドコーナーで購入できる場合もあります。
ネットショップだと100円以下で購入できる場合もあるので、送料無料になるようなハンドメイドの材料を購入する時に、一緒に購入してみてはいかがでしょうか。作業効率があがります。
スポンサーリンク
指カンと平ヤットコで開閉する方法
指カンを左の親指(利き手ではない方の親指)にいれます。
指カンの溝にCカンをはさみます。
指カンと平ヤットコでCカンを開閉します。
指カンを親指にはめていることで、丸カンやCカンの開閉をするたびに、両手で工具を持ちかえる手間がなくなります。利き腕に平ヤットコを持つだけで、開閉ができるので作業効率があがります。
丸カンとCカンの違い
Cカンは楕円形で細長いのが特徴ですが、丸カン・Cカン共にパーツをつなげるという用途は変わりません。
丸カンは形の性質上、切れ目の部分がくるくると回ってしまうため少し切れ目の幅が開いてしまうと、つなげているパーツが外れてしまうことがあります。
しかし、Cカンは切れ目が必ず横にくるためパーツが外れにくくなります。
オリジナルでもレシピを見ながらでも、たくさんの作品を作って工具の扱いになれると、作品の技術も速度も上がっていきます。パーツの性質を考えながら、作品の製作をしてみてください。
スポンサーリンク
Cカンを使ったアメリカンピアス
準備するもの
・アメリカンピアス
・ピアスにつけるチャーム
・Cカン
使用する工具は、平ヤットコ2本もしくは平ヤットコと丸ヤットコ(指カン)
作業工程は、チャームとアメリカンピアスを接続するためにCカンでつないだだけです。慣れている人であれば、作業時間は数分でできてしまいます。
アメリカンピアスをアレンジする方法は、こちらの記事にまとめてますので、ご興味のある方はお立ち寄りください。
Cカンは、丸かんに比べてデザインがすっきり見えるのが特徴です。
あまりつなぎ目のパーツを目立たせたくない時は、Cカンを使うことをおススメします。
楽しみながらハンドメイドしてくださいね。
スポンサーリンク
コメント