夏・砂浜・照りつける太陽。夏っぽいアクセサリー付けたくなりますよね!←ちょっと強引ww
海をイメージした海レジンアクセサリーを作ってみませんか?
・レジンで海を表現する方法
・レジンアクセサリーの作り方
・海レジンの失敗作とポイント解説
ミール皿を使うのか、枠を使うのかによっても仕上がりは違ってきますが、今回は丸枠で作品を作っていきます。
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海をイメージしたレジン・準備するものは?
レジンの空枠を使います。今回使用する材料や道具はこちら
・レジン液(パジコの星の雫と清原レジンを使用してます)
・レジンの着色剤(宝石の雫使用)
・メタルパーツやシェル、京都オパール
・UV-LEDライト
・調色スティック(爪楊枝)
・マスキングテープや空枠シール
・プラスティック板(プラファイルをカット)
・ヘアゴム(100均で購入)
・手芸用接着剤
海をイメージしたレジンの作り方
下準備をしていきます。
プラスティック板にマスキングテープを付けます。マスキングテープのベタベタ面は表に来るようにして、空枠をしっかりと密着させます。
今回は、空枠シールを使用してます。
べたべた面の上に空枠をしっかり付けて固定します。付け方があまいと、レジンが枠とマスキングの間からもれてしまうので注意してください。
着色レジン液を準備します。
左からターコイズ、アクアブルー、サーモンピンクです。
お手持ちの着色剤で海の入れを連想する色で作ってください。
レジンの着色については、こちらの記事にまとめています。
① 空枠の中に着色したレジンを入れていきます。
色をのせ、境目は調色スティックや爪楊枝をギザギザに動かすとぼかした感じになります。
空枠シールが緑なので青と緑の境目がよく分かりませんが、しっかりと色を乗せてます。
左上は画像ではグレーですがピンクをのせてます。
② UV-LEDライトで1分照射して硬化させます。
硬化して、海の色を濃く出したい時はもう1度同じように色を乗せます。2回着色したレジン液をのせることで、しっかりと色がつきます。薄めの色がお好みでしたら、1度の作業でもOK
今回は、海部分は1回のみです。
③ レジン液を充填し、シェルパーツや海アイテムを配置していきます。
配置したらUV/LEDライトで硬化。
④ レジン液を充填し、京都オパールの白(胡粉)を散らします。ラメなどでも代用可ですが、京都オパールは光の当たり方で表情が変わり、オパール感がすごく出るのでおすすめです。
配置したら、UV/LEDライトで硬化。
⑤ 大切な波の着色レジンを作っていきます。
レジン液は粘度の高い清原レジンを使用。白はパジコの宝石の雫、ピュアホワイトを使います。
波部分となる白はピュアホワイトで作っていきます。使用している着色剤はパジコの宝石の雫・クリアカラー
個人的には、波の白は薄い方のが好きなので画像のレジン液に対してピュアホワイト2滴たらして海塗りようの白を作りますが、今回は分かりやすいように白を濃いめにして4滴たらしました。
⑥ 着色した白レジン液を海面に広げていきます。
爪楊枝よりも調色スティックを使用すると効率よく作業が進められます。
⑦ 波用の白レジン液が広げられたら、ここから先は手早く作業を進めていきます。
爪楊枝にクリアーのレジン液をつけて、白レジン液の上に置いていくとその部分の白が抜けていきます。
海のイメージで気泡があっても良いのですが、波の白レジンは気泡を取るとしっかりと模様がでます。
そして、ここから先は、桃つゆみ初の試みの動画での説明です。再生すると音楽が流れます。分かりやすいように、更に濃いめの色で作業をしてます。写真と文字で説明するよりも動画の方のが分かりやすいかと…
海レジンの基本の作り方が分かって頂ければそれでOK
動画再生できない方のために、文字で説明させて頂きます。
・海レジンの波用の白レジン液を枠の中全部にのせたら、その上から透明のレジン液をポツポツと置いていきます。
・透明レジンを置いたところは下地色やシェルが出てきます。少し大きめの泡を表現したい時は、多めのレジン液を置き、小さめの泡を表現したい時は調色スティックや爪楊枝を使って少量のレジン液を置いてください。
透明のレジン液を真上から垂らすと、丸い泡のイメージになります。
さくさくと置いていくと、こんな感じになります。大きめの泡を作るには、レジン液を少し多めに垂らします。
封入した、シェルやヒトデを目立たせたい時には、その上に透明のレジン液をポンポンと置いていってください。
▼大きめの泡を作るとこんな感じになります。
⑧ 波が出来上がったらUV/LEDライトで硬化。
硬化した表面は画像▼のようにでこぼこなので、表面をきれいにコーティングしていきます。
⑨ クリアレジンでコーティングしながら、京都オパールを少しだけ足します。
表面をコーティングしたら、UV/LEDライトで硬化。
⑩ もう一度クリアーレジンでコーティングすると、仕上がりがきれいです。
空枠の部分もレジン液をのせて下さい。
最後の表面コーティングは、こんな感じ。
UV/LEDライトで硬化をしたら、空枠シートから外します。
空枠シールを使うと、裏面もツルツル。マスキングテープを使われた場合は、裏面もレジン液でコーティングしてください。
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海塗りした上に、パーツを乗せていくとしっかりとした感じになります。
事前に何をどこに置くのか決めてから作業に入ると、失敗が少ないですよ。
海関連のメタルパーツはレジンアクセサリーを作る時に使用頻度が高い気がするので、1つあるとお助けアイテムになるかも。
星の砂なんかもいいですよ。
⑤ メタルパーツやシェルの上から透明のレジン液をのせてコーティングをします。
⑦ 100均で購入したヘアゴムをつけます。
このヘアゴムにはメタルパーツがついているので、手芸用接着剤でしっかり固定していきます。
実際に装着するとこんな感じ
海レジンの作り方でコツとポイントは?
撮影用の海レジンは、手際の悪さから透明レジンを直接ボトルの注ぎ口から入れましたが、これはちょっとNGです。注ぎ口に残っているレジンが糸をひいてしまって、きれいな丸にならないことがあるからです。
おすすめアイテムは、調色用スティック。爪楊枝でもよいのですが、爪楊枝だと先が細すぎるので先を少し削って太くすると良いかも。
大きな丸を作りたい時は、透明レジン液を調色スティックにたっぷりとり手早く置いていきます。
あと、とにかく手早く!さくさく作業していかないと着色レジンの形が崩れたり、形がくっついてしまったりという事態に…
こちらの海レジンは、薄めの白一色で着色したものを使ってます。
海レジンの失敗作品と成功作品を紹介
実は、結構海塗りレジンで失敗をしている桃つです。だから、なんとなくコツが分かってきました。
失敗から学ぶものは大きい!
どれも失敗作。ちなみに着色レジンは、全て白を使ってます。
【失敗例1】
この失敗作品は、白がきれいに混ざっていないのが原因。
実は、宝石の雫は優秀なレジンの着色剤なのですが、白だけちょっと混ざりにくい!んです。
しっかりとレジン液と着色剤を混ぜなかったのが原因。
白に着色したレジンで、海塗りの勝敗は決まるところも大きいです。
また、気泡を取ろうとエンボスヒーターを使うのはOKですが、ヒーターをあてる時間が長いと着色剤とレジン液も微妙に分離します。できればエンボスヒーターを使わずに、爪楊枝やスプーンを使って気泡を取り除くことをおすすめ。
着色剤は、レジン液に入れる前にしっかりと上下に振ってから垂らしてくださいね。
こちらの記事は、レジンを白に着色することを特化した記事です。まぁまぁ参考になるかもなので、良かったらお立ち寄りください。
【失敗例2】
こちらも白着色に失敗したもの。しっかりかき混ぜたつもりでしたが、まだまだ。。。
そして、焦るあまりに目立つ気泡がボコボコと。着色レジンの上から垂らすレジンもきれいに落とせてないのも失敗した原因。
そして、次の失敗例でも言える大きな原因がレジン液がサラサラすぎること!
海塗りレジンを作る時には、ある程度の粘度が必要になります。
【失敗例3】
これはもう、もはや海塗りレジンに挑戦したと思えない状態。。。
途中であきらめて、猫の耳の部分めっちゃレジンはみ出てますしww
サラサラのレジン液は、海塗りには不向きですね。。。
【成功例】
実は、この作品にはレジン液を2種類使ってます。下の青、緑、ピンクの着色部分とコーティングしているのはパジコの星の雫。
そして、海レジンの模様は清原レジンを使ってます。清原のレジンは粘度が高いので、形が崩れにくい。
着色したレジンの上に模様として置いていくのも清原レジン。調色スティックで、さくさく短時間で置いていきます。
▼海模様の波(白に着色)に使用したレジン液
中に入れるものによって、雰囲気が違ってきます。
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簡単な海イメージのアクセサリーパーツ
ミール皿、丸枠、シリコンモールドのどれを使っても作れる簡単アクセサリーパーツ
海のイメージで青いレジン液を作り、型やモールドに入れて硬化します。
その上に、シェルパーツを適量のせて透明のレジン液を上にのせて硬化するだけでも、夏っぽいパーツになりますよ。
他にもこんなアクセサリーの作り方を紹介してます。海好きさん、是非見て言って下さ~い
レジンの海の色って?
海の色問題ですが、見方によって色々。
海のイメージといっても、水のすっきり感を出したければ淡い感じですし
しっかりと海感を出したいのであれば
強めに色を出しても良いかもしれないです。
海レジンアクセサリー まとめ
立体モールドを使った海レジンもありますし、今回紹介した水面の感じも表面にのせるクリームな青や白によって表情が変わってきます。
小さいミール皿やシリコンモールドを使って海レジンを作れば、ピアスや指輪のパーツとしても楽しめると思うので、試してみてください。
好きな海の写真を見ながら作品を作ると、その海に寄せた感じのレジン作品ができるかもしれませんね。
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