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レジン液を選べばレジンで食器は作れる!食器の作り方も紹介

食器が作れるレジン液とモールド レジン
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レジンの透明感や艶を上手に使ってお皿や箸置きを作りたい!と思う方、いますよね。
私も同じように考えていました。しかし、レジン液はクラフト用に作られているので、たとえ硬化していても食べ物を置いたりするのは、あまりよろしくないんですね。

 

食べ物についたレジンが体の中に入ってしまう可能性があるらしいからです。

 

この記事で分かること

・レジンで食器は作れるの?
・レジン液の選び方
・レジンで食器を作る方法

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レジンで食器は作れるの?

レジン液をモールドに入れてUVライトやLEDライトで硬化させれば、ちょっとした可愛い箸置きや醤油皿とかできちゃいそうです。

が、しかし、レジンの成分がお箸について体内にレジンが入ってしまう可能性があるとのこと。

レジンで食器は作れるの?

やはり、赤ちゃん、妊婦さん、アレルギーに敏感な方が安全に使えるか等を考慮すると、やめた方のが良いと思うわけです。

ただ、全てのレジン液がNGというわけではないようです。
食品衛生法適合のレジン液を使えば、食器を作れるという情報を得て、桃つ早速そのレジン液を入手しました!検証してみます。

食器が作れるレジン液は食品衛生法適合

今回購入したレジン液はKiRaRaという2液性のレジン。

食器が作れるエポキシレジン

A液の主剤2に対してB液の硬化剤1を混ぜて作ります。

食品衛生法適合のレジン液

容器には、しっかりと「食品衛生法適合」の文字。

食品衛生法」は飲食による健康被害の発生を防止するための法律です。

食品接触可能な安全な成分を使用しており、今まで不安のあった食器やコーティングなど幅広い分野での実用性ある作品作りが可能です。

成分は、米国食品医薬品局21CFR175.300(食品接触面として安全に使用できる基準)に準拠して生成されております。形成物は日本でも厚生労働大臣指定の検査機関で検査を受け、食品衛生法に適合しております。

※検査結果は、100℃以下の食品に対しての検査結果となります

リトルハンズサイトより

しかも気泡抜けが良いというのもチェックポイント!

出来上がった作品を見ながら、気泡の様子も見ていきたいと思います。

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エポキシレジンで食器を作る方法

今回準備したのは以下の材料と道具

レジンの硬化に時間がかかる2液性のエポキシレジンを使います。

・KiRaRa 2液性レジン液(レジン液を混ぜる容器とスティック)
・食器用モールド
・押し花やドライフラワー
・装飾に使う封入物
・計量器
・手袋
・フタ

お好みで入れたいものを準備してみてください。

使用するレジン液はこちら

食器用モールドはこちらを使用してます

 

最初に使用するモールドへ水を入れて、その水を計量すると必要なレジン液の量が分かります。

モールドはしっかりと水分を拭き取ってから、レジンを充填してくださいね。

1.レジン液Aとレジン液Bを2:1で入れて混ぜます。
▲こちらのモールドを使ったのですが、A液40gとB液20gを混ぜました。

食器が作れるレジン液を混ぜた様子

3分程混ぜた状態。勢いよく混ぜると気泡がたくさん出てしまうので、ゆっくりとしっかり混ぜました。

目立つような大きな気泡はありませんが、小さな気泡は出てます。

2. エンボスヒーターで気泡を飛ばします。表面の気泡はエンボスヒーターの温風でさくっと消えますが、底の気泡は残るので、スティックでゆっくりと底の気泡を上に持ってきてエンボスヒーターで飛ばす作業を繰り返し行います。

食器が作れるレジン液を混ぜて気泡を飛ばした様子

大部、気泡は消えましたがまだ少し残ってます。この状態で、写真のモールドに流すことにしました。

レジンで食器が作れるモールド

3. ゆっくりとモールドに2液性のレジンを流し込みます。

エンボスヒーターでレジン液や容器が熱くなっていることがあるので、火傷に注意してください

モールドにレジン液を流し込む様子

4. モールドの8分目くらいまでレジン液を入れたら飾り付けをしていきます。

食器が作れるレジン液で装飾

ビーズやシェルパーツ、押し花なんかを散らしてみました。

食器が作れるレジン液で装飾

最終的に、こんな感じにしてます。

水平な場所に置いて作業をしてください。少しでも傾いていると、押し花やビーズは片側に寄ってしまいます。

レジン液が固まるまでは、デザインはいくらでもやり直せるので、ちょっと寂しいと思ったら追加でラメなどを入れたり、反対に入れすぎたら封入物を取ることも可能!

やり直しができるのは、エポキシレジンの良さです。
硬化に時間がかかるのはデメリットでもありメリットでもあるんわけです。

レジン液に飾り付けをした様子

押花や封入物は浮いてきてしまうので、表面はこんな感じで凸凹に。なので、一度流し込んだレジンを固めたら、もう一度エポキシレジンを作って流し込む工程が必要

固まるまでしばらく待ちます。レジンが完全硬化しなくても封入物が動かなくなったら2回目のレジン液を流し込めます。
レジン硬化中はフタをしてゴミやほこりがつかないようにします。また、水平な場所に置くようにしてください

こんな感じの箱や、水平計があるとちょっと良いかも。箱は100均で購入し、水平計はAmazonで購入しましたが、最近では100均でも購入できるようです。

エポキシレジンの作り方やレジン液をモールドに流し込む

5. 12時間ほど時間を開けて、レジンが完全硬化していなくても押花やビーズの封入物が動かなくなったら、新たに作ったレジン液を追加で入れます。

レジン液を追加で入れて表面を平らにした状態

こんな感じです。ちなみに、レジン液は主剤のA液26g、硬化剤のB液13gを混ぜて39g(40g弱)作りました。

目視だと思ったほどレジン液は使わないかなと思いますが、実は結構使います。

6. 24時間経ったらモールドから外します。部屋の温度や条件によって、完全硬化する時間が違ってくるので、しっかり固まっている状態で取り出すなら48時間から72時間ほど時間を置くと良いかもしれません。

気温が下がる時期は硬化時間がより長くなるので注意してください。

桃つ
桃つ

私が作った時は、外気31℃、室温26℃でした。

箱の中に入れて出窓に置いておいたので、多分28℃とか29℃くらいのところで24時間置いたら完全硬化しましたよ

モールドによっては取り出しにくいものもありますが、今回使用したお皿が作れるモールドは楽に取り出しできました。

 

7. 取り出すと、ところどころバリができているところがあります。

レジンが硬化してモールドから取り出した作品

こういうバリをヤスリで削っていきます。

バリをヤスリで削る

その時に注意したいのが、ヤスリで底面や側面を傷つけないようにすること

 

傷つけてしまうと、レジンのコーティング剤で補正ができないので、くれぐれも注意しながらバリ取りしてください。心配な時は、マスキングテープなどで表面を保護してからヤスリがけをしてくださいね。

 

9. 完成です!

完成したレジンのお皿

ラメを追加したりしたので、光の当たり具合で結構きれいに見えます。

完成したレジンのお皿

 

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電子計量器とエポキシレジン液用カップ

レジンの量をしっかり測れる計量器の方のが作品作りには良いかと思いAmazonで購入しました。
以前は、ニトリので購入したキッチンスケールを使用。ただ、1g単位でしか量れなかったんです。一応、レジンの取説(物にもよりますが)では、0.5g単位で量れるスケール推奨でした。

 

や、やすい!だったら早く買っとけば良かったと、ちと後悔。。。

 

エポキシレジンを測る電子計量器

これ、ものすごくハンディーなので持ち運びにも便利。

うちのワンコのご飯を計量する時にも大活躍してますww

 

Amazonでデジタル計量器をチェック

エポキシレジンを入れるカップも使い捨てできるプラカップで良いかと思ったのですが、変形しないものの方が安心なので探してました。そして出会ったのがこちら!

エポキシレジンを測る電子計量器とカップ

このカップ、手作りビーカープリンの葉山マーロウのビーカーなんですよん。

エポキシレジンを入れるカップ

美味しくプリンを食べた後はハンドメイドに活用する!葉山マーロウのビーカーは、日本製のHARIOだから安心なんです。母の日用のビーカーはiwakiですが、どちらも安心の日本製だからまぁいっか。

耐熱用のプラカップもあるので、使いやすい容器をお使いくださいね。

KiRaRiのレジンは、思ったほど2液を混ぜている時に発熱しないのですが、エンボスヒーターで気泡を取る時にレジン液も容器も熱くなるので、火傷には注意してください。

レジンで食器を作った感想

レジン液を混ぜることと、どのようにデザインするかが決まっていれば、レジン初心者でも簡単に作れると思います。

仕上げのバリ取りは、注意してください。

KiRaRaレジン液を使った感想ですが、レジン液を混ぜる時に発熱するものもありますが、KiRaRaは低温発熱。だからエンボスヒーターで気泡を飛ばすのも楽だったのと、熱しても臭いも少なめでした。

ポイントは、気泡が残るかどうか?

エポキシレジンで硬化したハンドメイドの犬

こちらは、別のエポキシレジン液で作った作品。エンボスヒーターで気泡を飛ばしたのですが、どうしても小さい気泡が残ってしまいます。

エポキシレジンで作ったレジンアクセサリー作品

こちらのワンコはKiRaRaのエポキシレジンを使ってます。気泡がほとんどないんですよね。

エポキシレジンについての記事をまとめています。ちょっとだけエポキシレジンに挑戦したい方も良かったらこちらの記事を参考にしてみてください。

エポキシレジンで作ったお皿

こちらのレジン皿の気泡もほとんど消えてました。

気泡が少ないきれいな作品作りには、おすすめかと思います。

ただ、他のエポキシレジンと比べると少し硬化時間が長くなるのと、ちとコストがお高めかもです。

レジンで作った食器を使う際の注意点

電子レンジや食洗器の使用はNGです。

 

また、60℃以上の高温の料理の使用には注意が必要です。食品衛生法適合ではありますし、100℃以下の食品で検査結果は出ていますが、折角なのでお皿のデザインを活かせるような冷たいデザートなんかに使ってみてはいかがでしょうか。

レジンで食器を作るのまとめ

使用するレジン液を確認して食器作りを楽しんでくださいね。

レジンがしっかり硬化していないと、レジンの成分が食べ物に接触してしまうの可能性があるので、そこも注意してください。

アクリルパーツを使うと、レジンの透明感や艶やかさを活かした箸置きも作ることができますし、レジン部分にお箸が触れません。このようなパーツを使って食器を作るのも楽しいかもしれませんね。

レジンに触れないアクリルの箸置き

このような形になっているので、くぼみにレジンで色々な装飾ができます。

レジンに触れないアクリルの箸置き

ちなみに、表面はこんな感じ。

レジンに触れないアクリルの箸置き

私は、夏のイメージでこんな感じの箸置きを作りました。お素麵でも食べようかしら🤤

レジンに触れないアクリルの箸置き

この面がお箸を置く面になるので、レジンの良さを生かしつつも食べ物との接触が避けられますよ。

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レジン
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