球体モールドでレジンアクセサリーを作るなら、中に入れるバリエーションを増やしておくといいですよ。
中に封入するものとレジンのツヤツヤ感で、女子力アップするアクセサリーを作ってみませんか?
この記事で分かること
・球体モールドの使い方
・レジンで作る薔薇リングの作り方
・球体モールドにレジンを流し込む時のポイント
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おすすめの球体モールドは?
色々な種類の球体モールドがありますが、イチオシは一体型!
100均でも球体モールドが売っています。
100均モールドは、調色パレットとして使ったりします。コスパ最強で使えます。
半球を2つ作って、それをレジンでつなげて合体させると、どうしてもつなぎ目ができてしまうんです。
中に入れる封入物を目で確認しやすいのは、100均モールドのような半球2つタイプ。
上の写真のようにつなぎ目をヤスリで削って、レジンコーティングをすればきれいに仕上がるのですが、手間が増えてしまうのがちょっと残念。
だったら、最初から継ぎ目なしツルツルのきれいな作品を作りたい。
そこで、おすすめはPADICOの▼こちら
球体の大きさは、直径12㎜、16㎜、20㎜の3種類。
レジンピアスを作るなら、12㎜の球体がおすすめですが、球体の中にドライフラワーやちょっとした小物を入れるなら16㎜か20㎜がおすすめです。
12㎜の球体モールドで作ったレジンピアスがこちら。
レジン初心者でも簡単にできるキラキラレジンピアスの作り方は、記事内で紹介してます。
球体モールドで作るバラのレジンリング
こちらの写真は中にドライのバラを入れたレジンリング。
比較的レジンに慣れている方におすすめのハンドメイドアクセサリーかもしれません。
キラキラレジンピアスで練習してから次のステップとして、こちらの作品に挑戦しても良いかもしれません。
製作時間 約30分(目安)
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バラのレジンリングに必要なもの
★準備するもの★
・UV/LEDライト
・星の雫 (レジン液)
・パジコ 球体モールド20㎜
・ドライフラワーのミニバラ
・レジンに入れるラメ
・リング金具
・接着剤
◆あると便利なもの◆
・爪楊枝
・ティッシュ
・ピンセット
・はさみ
ドライフラワーのミニバラは、手芸店や花材店でも見つけにくいと思います。
私はメルカリや楽天を利用して購入をしています。チェックしてみてください。
16㎜と20㎜の球体モールドには、封入物を入れやすくするためのプラスチックの筒が入ってます。
残念ながら12㎜には付属していないので、レジンを入れる口から入るシェルパーツ、フレークやスワロフスキーなんかで楽しむか、いっそ自分で筒を作ってしまうか…ですね。
バラのレジンリングの作り方(レジンパーツ部分)
球体モールドにレジン液を入れます。レジンを入れる量は、写真くらい。
私は底辺から2~3㎜くらいを目安にしてますが、お好みの量で大丈夫だと思います。あまりレジンを多く入れてしまうと、バラが入らなくなるので気をつけて下さい。
レジンを入れたら、ライトで硬化します。
ドライフラワーのミニバラに、レジン液を塗っていきます。レジン液を塗っておくことで、バラを球体モールドに入れてレジン液と合わせた時に、気泡の発生をぐぐっと抑えられます。
レジン液をぬるだけで、硬化はしないでください
レジン液を塗ったバラを筒の中に入れます。
入れる時は、茎側から筒にいれると上手に入れられます。
使用するバラの茎が長かったので、茎を引っ張って入れてますが、茎が短い時はピンセットが活躍します。
レジンの注ぎ口に筒を差し込み、バラを球体モールドの中に投入します。
投入できたら、ゆっくりと筒を抜き取ってください。
レジン液を少し追加したら、モールドの下からバラの様子を確認します。
球体の真ん中にバラが来るように調節してください。
茎を動かすか、ピンセットでバラの位置が決まったら、ライトで硬化します。
ライトで硬化をしたので、バラはモールドの中で固まってます。
長く伸びている茎を短くカットします。
レジン液を更に追加して(レジン液の量は、モールドの8/10くらい)、ラメを少し入れます。
調色スティック(又は爪楊枝)で、塊ができないようにゆっくり気泡が入らないようにかきまぜてラメを分散させます。
ここでラメを追加していますが、もし透明感勝負オールクリアーでリングを作りたい方は、何も入れずクリアーのレジン液のみを流し入れてくださいね。
ここまでできたら、硬化します。
モールドをひっくり返して反対側にもライトを照射。
PADICOの星の雫を使用してるので、硬化は速いのですがレジンの量が多い時は、照射時間も長めにすることでレジンの硬化不良が防げます。
最後に、モールドのギリギリまでレジンを入れます。入れたら硬化します。
レジンの入れすぎはNG!
しっかり硬化したら、取り出してください。感動のご対面
別の角度から見ると、こんな感じ。
レジンの性質上、気泡ゼロというのは厳しいですが、でも気泡はかなり抑えられたのでは?
モールドから取り出すと、矢印部分のようにちょっと余分のバリができているので、これをヤスリで削っていきます。
清原のクラフトバッファーを使いましたが、これ値段の割に結構使えますww
クラフトバッファー、新しいスリムタイプも発売されてるようです。
100均でもクラフト用のヤスリは入手できます。
こんな感じになるまでゴシゴシ削りました。
表面はツルツルできれいなので、コーティングはしません。バリ削りの時は、球体の表面を傷つけないように気をつけて下さい。
もしやっちまったぁ…という時は、こちらの記事を参考にしてください。
ここまでが、レジンで作るパーツ部分です。
もしも球体の中に目立つ気泡が入ってしまったという時も修復可能です。
こちらの記事で修復方法をまとめてます。
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バラのレジンリングの作り方(リングと接着)
ここからは、できあがったレジンパーツをリングの金具に接着していきます。
レジンパーツをリングの金具部分に付ける時に、レジン液を使う場合がありますが、今回は確実に接着したいので、エポキシ系の接着剤を使用。
レジンは、UVライトやLEDライトを照射しないと硬化しません。ライトが届かないところは、接着目的の場合は弱い場合が出てしまうからです。
使用したのは、写真の接着剤。2つの液剤をへらをつかって混ぜ合わせて使います。
爪楊枝を使って、適量をりんぐのお皿につけてから先ほどレジンで作ったバラのパーツを接着。
動かないように、しっかり固定。
使用したエポキシ接着剤は、10分で硬化が始まり60分で完全硬化のもの。だから、10分は何がなんでも踏ん張って動かないようにします。
そして出来上がったリングがこちら!
別の角度から見るとこんな感じ。
途中でラメを追加しているので、こんな感じになってます。
何も入れないで、クリアーでもお洒落に仕上がってると思いますが、どうしても色々入れたくなる性格でして…足し算大好き!
上手にできたように見えてますが、気を付けたいところがここ▼
エポキシ接着剤の入れる量がちょっと分からなくてはみ出してます💦
瞬間接着剤とは違って、付け直しがきくので、少しずつ足してはみ出す手前でストップする必要あり。
失敗から学ぶ成功ですね。
PADICOの公式動画も参考になりますよ。
バラのレジンリングで使ったグッズ
今回使った道具や材料を紹介します。
ライトは、UVレジンもLEDレジンも硬化できるハイブリッドタイプ。こちらの記事に紹介しています。
私は980円で購入したのですが、600円すらも切って購入できる時もるようです(セールだから?)。
ミニバラは、1㎝くらいのミニミニバラがおすすめです。私は、メルカリで購入しました。
リング台は、貴和製作所で購入。
球体が難しい時はキューブシリコンを使用
球体モールドの中に、ドライフラワーを入れる時に気泡が入ってしまったり、ちょっと難しい…
そんな時には、モールドを球体からキューブに変えてみるのもありですよ。
厚みがある立方体なので、色々な作品作りにも使えると思います。
薔薇は、最初にある程度レジンでコーティングしてしまいます。
こうすることで、薔薇の花びらに隠れ気泡が発生する率がぐぐっと減ります。
球体モールドを使った方法と同じくキューブシリコンの底辺が覆うくらいレジン液を充填し、LED-UVライトで硬化します。
レジン液をモールドに入れたら、薔薇の花も封入。
この時に、花の表面に気泡がないかしっかり確認をしてLED-UVライトで硬化します。
最後はモールドぎりぎりまでレジン液を充填してUVライトで硬化させればできあがり。
上から見た感じ。球体とは違った感じがあります。
横から見るても薔薇の花がきれいに入ってます。
ヤスリで、側面を粗い順から削って最後は1000番くらいまで磨いてコーティング。
ヒートンをつけてコーティングしました。
ボールチェーンをつければ、キーホルダーに。
バッグチャームにするとこんな感じ。
横から見ても薔薇の存在感、ばっちりです!
なかなか球体で上手に作れない、気泡が入ってしまうという方は、キューブで挑戦してはいかがでしょうか。
レジンのバラリング作り方のまとめ
以前からず~っと作ってみたかったバラを封入したレジンのリング。
レジンをモールドの中に一度にどどっと流さずに、ミルフィーユ状態で何回も分けていれてますが、硬化する前はモールドの下側から見て空気が中に入ってないか確認してくださいね。
PADICOのモールド優秀!
ツルツルのリング完成しました。ラメを少量の蓄光パウダーにすると、夜はほんのり光るかも。
癒しの作品、作ってみてくださいね。
他にもドライフラワーでレジンアクセサリーを作ってみたい方は、こちらのページもチェックしてみてくださいね。
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