ハンドメイドイベンで多くの作家さんと楽しい会話をしました
デザインフェスタやヨコハマハンドメイドマルシェといった大きなイベントから、小さなフリーマーケットサイズのイベントを含め、作家さんとの会話は本当に楽しい時間です。
大きなイベントで人の集客が見込めるイベントだと、2日間の出店料はヨコハマハンドメイドマルシェで店舗サイズにもよりますが18,800円から29,800円になります。
大きな作品を持ち込む場合は駐車料金もかかってきます。ついつい、この金額を上回る売り上げは厳しいのでは⁉と思ってしまうのですが、作家さんの本音はどうなのか?
作品は、一目で質の高さを感じるものがたくさんあります。
時間がかかるハイクオリティなアクセサリーのワイヤーワーク、どこを見ても気泡が全くないUVレジン作品、材料費度外視でふんだんにスワロフスキーを使った作品などなど。素敵な作品を見ると、ついつい話しかけてしまいます。
そんな会話の中で、作家さんたちが作品にかける思いや気持ちが聞けました。そんな裏のお話を今回は紹介いたします。
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丸カンつなげるのが好きなんです!クリエイター Belcanaさん
青色の作品が印象的だった作家さんのBelcanaさん。
ワイヤーワークを得意とし、アロマネックレスといって、小瓶に香水を入れて持ち歩くアクセサリやピアスを販売しています。
作品を作るのが大好きなのが伝わってきました。ワイヤーとヤットコがあったら、一日中作品作っていても飽きない!そんな感じの作家さんです。ヨコハマハンドメイドマルシェで出店していて、話をする機会を頂きました。
桃つゆみ:「新色のスワロフスキーのビーズですね。この青、私も好きなんです」
Belcanaさん:「私、青色が大好きで作品に取り入れてるんです。ヤットコを使って丸カンつなげていくのも好きで、母からは『何が楽しいのか理解できない』と言われたりするんですよ」
と、嬉しそうに話をしてくれた作家さん。
twitter:@belcana_y こちらで、作品が見れます。また、ミンネでも作品を出品していて、belcanaさんで検索するとすぐに出てきます。
最新の作品では、私がイチオシの京都オパールを使った作品で「結晶」は、冬だけでなく、夏でも涼しさが表現できて季節を問わずお洒落のアクセントとして楽しめる作品に仕上がっているなぁって思いました。
可愛らしい若い女性作家さんで、1つの作品を作り上げるのにかける時間は惜しまず、丁寧に作られています。作品の中には、チェーン部分を既製品使ってしまいたくなる所あるのですが(私は(;´∀`))を全て丸カンをつなぎ合わせていたり、所々大きさを変えたりしてセンスがキラリと光ります。
「私、丸カンをつなげている時が幸せなんです」と言い切ってしまう所、かっこ良いです。
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ドライフラワーをアレンジしてリースを作る作家さん
これからの季節に欠かせない、クリスマス用のリースやお正月用のリースを販売していました。
私はリースを作ったことは一度しかなく、それも簡易的な講習会で、ほとんど材料が揃えてあり、それをグルーガンでつけていくタイプ。
本当に手のこんだリースって、こういう作品なのね~と、感動してしまうような作品でした。ショップカードやネームカードもなく、私も写真撮り忘れてしまって、画像でお見せできないのが本当に悲しい~😢
玄関用のリース、直径約40㎝でふんだんにドライフラワーを使用して4,000円。
リースに関して知識のない私でも、お安いと思える作品でした。話を聞くと、ドライフラワーをお店で購入していたけれど、それが一番コストがかかる。それで、自分の畑で花を栽培してドライにすることにしたから、低コストで提供できるとのことでした。
UVレジンのドライフラワーを使用する作家さんでも、自宅で花を栽培してシリカゲルで花をドライにして作品に使うという方はいますが、育てる楽しみ、愛でる楽しみ、作る楽しみがあって、しかもエコ。
お話をした作家さんは、人生の先輩ともいえる経験・知識共に豊富な女性で、ハンドメイドの幅をどんどん広げていく可能性を感じられました。
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作家さんとのトークの中で
今年のスワロフスキーの新色白をポイントに使ったピアス作品が素敵だった作家さん。作品全てがスワロフスキーのみで製作されていて、スワロ好きの私も心が弾みました。
しばし、スワロフスキーの新色の話で盛り上がった後、本音トーク。
お値段は、ピアスで3,500円から4,000円。
材料の質や量、もちろん製作する手間暇を考えたら、その数字はよく考えられていると思いました。
桃つゆみ:「これくらいのお値段だと、皆さんの反応どうですか?」
直球ストレートで聞いてみました。すると
作家さん:「割と手にしてくれる人は、作品見て値段見て『ピアスでこの値段?たっかい!』って言われちゃうんです😢」
テレビ番組で、主婦の副業としてハンドメイドアクセサリーを作ってフリマサイトで販売する企画。テレビとしては、こんなに安い材料で、こんなに高く売れるんですよを強調したいからか、最安の値段のアクセサリーパーツの金額を言ってしまう。だからか、ハンドメイドイベントに来た人の中には「材料費安いんでしょ!もっと安くしてよ」と、半額以下の値引き交渉から入る人もいるという現実。
あるあるトークで盛り上がりました。作家さんから「今日、こういう話ができたことは、イベントに参加して一番良かったことです」と言って頂いたのですが、なんか微妙な心境でした。
全員の作家さんと話をしたわけではないですが、皆さん、しっかりとしたアクセサリーパーツを使い、手間をかけてしっかり作ってます。
「売り上げよりなにより、作ったものを使ってもらえる喜び」が大きい作家さんが多いのも感じました。
まとめ
イベントへの参加は、作品のお披露目やフォロワーさんの獲得が一番大きいかなと思いました。そこから、新しいチャンスがあるかもです。
イベントに参加したから出店料分売り上げなければ!というガツガツ感は、どのイベントに行っても感じられないです(私が鈍感?)。でも、ハンドメイド愛はガッツリ感じました。作ったものを喜んで使ってもらいたい!という気持ちが第一、売り上げは二の次でしょうか。実は、私もそんな一人であります。
ハンドメイドイベントに足を運ばれる時は、作家さんへ気軽に話しかけてみてください。「例えば、製作中に大変だった点はどこですか?」とか、そんな類の事。
違う角度から、作品への思いが聞けて、手にした時の愛着がひとしおですよ。
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