レジンアクセサリーを作る時に、バリエーション豊富な空枠(レジン枠)。
レジンの教本を読んでも、レジン枠の中にレジン液を入れてくださいぐらいにしか書いてない…気がする。
でも、実際に出来上がった作品を見ると見本の作品と違ったり、レジンが空枠(レジン枠)から外れてしまうという失敗をしたことありませんか?
・空枠(レジン枠)に入れるレジンの適量
・レジン初心者でも簡単に作れるレジンパーツ
・レジンの表面をきれいに仕上げる方法
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初心者におすすめのレジン枠で作品を作ろう!
空枠にもたくさん種類があります。レジン用として作られた枠は、枠に高さを持たせたものがありますが、100均で売っているヒキワやアクセサリーにも使える空枠などは高さがあまりないものもあります。
レジン初心者の方は、枠の高さがあるものを選ぶと失敗が少ないですよ。
今回使用する枠は空枠(レジン枠)にもなりますが、アクセサリーの金具としても活躍する万能タイプ。
100均で購入できるシリコンマットまたは、マスキングテープを土台にし、その上にレジン枠を置きます。
置くときには、レジン枠とマットやマスキングテープの間にすき間が開かないようにしてください。
すき間があると、レジン液が流れてしまいます。
空枠(レジン枠)の中にレジン液を入れていきます。
透明のレジン液(星の雫を使用)に、ほんのちょっぴり宝石の雫のパールキスカを入れます。
パールキスカは、透明レジンに使ったり他の色と混ぜるとラメっぽい色を出すことができるので重宝しますよ!
量的にはこれくらい。お好みです
調色スティックや爪楊枝でしっかり混ぜてください
混ぜたものをレジン枠の中に入れていきます
しっかりとレジン枠に入れたのを確認したらUVライトで硬化
硬化したら、少量の透明のレジン液を入れてお好きな押し花を置きUVライトで硬化します
そして、その上から透明のレジン液をコーティングしてライトで硬化します
最終形態のレジンアクセサリーになった形がこちら
パールキスカを背景に入れているので、多少の気泡が入っても目立ちません。
今回使用したパールキスカはこちらです。
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空枠(レジン枠)に入れるレジンの適量
ここからが本題の空枠(レジン枠)に入れる適量のお話。
ちょっと作品は違ってきますが、以前私が作ったレジンアクセサリーです。
中の押し花はヒメジオンを使用。個人的には、なかなか素敵にできていたと思っていたのですが…
レジンを入れる量が少なくて、空枠(レジン枠)から外れました
こんな感じです。
折角作った作品なのに、どうしましょう!
という気持ちを抑えて、まずはレジンピアスの修復をします。
どちらも空枠(レジン枠)から外れてしまう状態。こちらは裏側ですが、空枠にレジンが重なっていません。
こちらの写真も修復まえのものですが、空枠(レジン枠)と押し花レジン部分が重なっていません。
分かりにくいですが、左の押花レジンはレジンの量が少なく空枠に近い表面もでこぼこ。
空枠(レジン枠)にしっかりとレジンが重なるように仕上げていく必要があります。
【修復方法】
自分のものなのでパーツを外さずに修復してますが、できればヤットコを使ってパーツを外してくださいね。
マスキングテープを使って、修復パーツを固定します。
その上に、レジン液を乗せていきます。この時に、表面がでこぼこしていたり汚れている時は、ヤスリを使って表面を少し削ってください。
写真は、レジンを既にのせている状態です。空枠(レジン枠)に重なるようにレジンをコーティングしてます。
レジンを目線の高さまで持ってきて、全てしっかりコーティングされているのが確認できたらUVライトで硬化します。
同様に表面もレジンを塗りなおしました。
レジン液はUVライトで硬化すると縮まる傾向があるので、表面張力ギリギリで盛っても硬化するときれいに収まります。ただ、レジンの量が多いと隠れ気泡が出現したりすることもあるので注意が必要です。
レジンのコーティングには、コーティング専用のものを使ってもきれいに仕上がりますよ。
私は、数種類のコーティング剤を使ってます。
▼こちらはGreen Oceanのコーティング剤 筆になっていて使いやすいです。
あと、パジコの宝石の雫のコート剤も使います。
気泡やバリの修正に使うこともあります。宝石の雫やGreen Oceanのレジンのコーティングに関しては記事にまとめてますので、こちらの記事も良かったらお立ち寄りください。
レジン枠(空枠)とレジンの量まとめ
左が修復前、右が修復後
修復後はレジンの量がしっかり入っています。また、時間が経って表面が汚れていたのも修復されました。
空枠(レジン枠)の高さがあるものや、▲写真のように空枠にデザインが入っているものは、こんもりレジンを入れなくても接着面が多いので外れることは少ないのですが、シンプルな丸や三角といった形はレジン枠に重なるくらい入れた方のが外れません。
色違いのヒメジオンを使って、同じようなパーツを作ってみました。
私はレジン初心者の時に、空枠(レジン枠)とレジンを入れる量が今一つ分からず、空枠にレジンがかからないほうのが見栄えが良いかと思っていたのですが、耐久性を考えるとしっかりコーティングする必要ありです。
また、空枠にレジンがかかっていても十分きれいに作れます。
是非参考にしてみてくださいね。
空枠(レジン枠)ついでに、良かったら海塗りアクセサリーにも挑戦してみてください。
作り方はこちらの記事にあります。良かったらお立ち寄りください。
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