パジコの球体シリコンモールドの威力
レジンで球体を作る時には、半円のモールドを2つ作って、それを貼り合わせるという方法をとっていたものの、微妙にぴったりくっつかなかったり、線がはいってしまったりという残念な点がありました。写真の球体は、表面コーティングをしていない試作品になります。
しか~し、パジコから「ほぼ球体ができる」モールドが発売されているので、こちらを使って作品を作ってみました。
この球体モールドがすごい!・・・是非読んでいってください。
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パジコの球体モールドの使い方
実際に作ってみての感想を最初に書きますと、初心者さんでもきれいに作ることができます。
えっと、私自身もレジンを始めて1年ほどの初心者だった頃は、トライ&エラーの繰り返しでした。しか~し、この球体モールドに出会って作品の幅が広がりましたよ。
レジン作品を専門に作っていきたい方には是非使ってもらいたいと思いました。
パジコの球体モールドを準備しよう
今回購入したのは、球体12㎜玉が2個作れるもの。こちらの大きさは、ピアスや小さめのペンダントヘッドを作るのにちょうど良いサイズです。
他にも球体16㎜、20㎜の3種類があります。
直径12㎜、16㎜と20㎜で球体モールドがあります。
正直、お値段はお高めだとは思います。12㎜のもので1,000円(税抜)。
でもセールまで待てずに購入・・・
モールドに1000円は、桃つ的に高い!と思ってたのです。セールを利用したり、ユザワヤでも同じくパジコの球体モールドが売っていたので、ラインのクーポンや友の会を利用すると10%から最大40%くらいの値引きがあることもあります。
またAmazonセール、楽天セールを利用すると安く購入できます。
16㎜は1400円、20㎜は1500円(それぞれ税抜)になります。
他にも、球体モールドは販売されていますので、自分に合ったものを準備されると良いかと思います。
★準備したもの★
・UV/LEDライト
・星の雫 (レジン液)
・パジコ 球体モールド12㎜
◆あると便利なもの◆
・爪楊枝
・ティッシュ
作り方
パジコの球体モールドにレジン液を流し入れていきます。
色々なレジン液を利用してみてみましたが、パジコの「星の雫」のレジン液は、一番クリアーに作品に仕上がると思います。
レジンの量は、入れすぎないようにとあります。
説明書には、注ぎ口からレジンがはみ出さないように、少しずつ入れていくとあったので、写真のように、シリコンモールドのくぼみに合わせました。
モールドの裏からだと、こんな感じです。あまりよく分かりませんが(;´∀`)
ただ、何も入っていない状態だと気泡があるのは分かります。
全く気泡なしで作るぞ!という時は、爪楊枝・ピンセット・エンボスヒーターなどを使って取り除いてください。
UV/LEDライトで1分効果。
更に裏返して、UV/LEDライトで1分効果
【注意ポイント】
ライトを照射してレジンを硬化すると、レジンの反応熱でモールドやレジンが熱くなっています。くれぐれもやけどに注意して、冷めてから取り出してください。
冷めたら、モールドから出します。モールドの後ろを親指で押すと、つるっと出てきます。
出しながら、ピッコロ大魔王が口から卵を産むシーンを思い出すのでした。。。
そして出来上がったのがこちら。
ほぼほぼ球体です。・・・が、写真のように上がクレーターのようになってます。
ヒートンキャップを被せれば大丈夫かとも思いますが、でも球体にしたいのです。
そこで、このクレーターを埋めるようにレジン液を少しずつ充填して硬化してみたところ、ほぼほぼ球体になりました。
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アレンジしてレジンの球体ピアスを作成
わずか10分弱で球体レジンが出来上がりました。
では、ほんの少しだけアレンジしてみようかと、スワロフスキーのソロバンを入れて作品を作ってみました。
最初に出来上がり作品を紹介します。
製作時間 約20分弱
★準備したもの★
・UV/LEDライト
・星の雫 (レジン液)
・パジコ 球体モールド12㎜
・ソロバン3㎜ クリスタルAB、LT.ターコイズ、サファイヤ 各14粒
(スワロフスキーを使用)
・クリアブルーのレジン液(100均)
◆あると便利なもの◆
・爪楊枝
・ティッシュ
・ピンセット
・ビーズ皿
今回は、球体のチャーム部分の作り方を紹介します。
球体にヒートンをつける方法は、こちらの記事を参考にしてみてください。100均のピンバイスで簡単に装着できますよ。
球体の中に入っているスワロフスキーです。
私は、夏を意識してこちらの色を選びましたが、お好きな色を選んでみてください。
器に出すと、キラキラ度が増します。
作り方
球体モールドにレジン液を7分目程流し入れます。
写真では分かりにくいのですが、上や横からみてだいたい分かります。
3色のスワロフスキーのソロバンを7粒ずつ入れます。手で入れても大丈夫ですし、ピンセットを使ってもOK。入れやすい方法で入れてください。
片方で21個のスワロフスキーを入れるので、全部で42個必要になります。
入れる量やスワロフスキーの大きさは、出来上がりをみて増減してみてください。
つまようじを使って、少しスワロフスキーの場所を変えてみたりします。
気泡がなかなか取れないので、今回は(も)気泡をデザインの1つとして作っていきます。
モールドの裏側はこんな感じです。
レジン液、星の雫を少し追加したら、ほんのすこ~しだけクリアブルーのレジン液を入れました。2滴ほど。
色が分かるか分からないか程度になってます。
このままクリアーのレジン液だけで作ってもキレイだと思いますよ。
そして、最後はレジン液・星の雫を流し込みます。
最初に作った時には、レジン液の量が少なくてクレーターになったので、今回はモールドからこぼれない表面張力ギリギリまで入れてみました。
ここから、表と裏をUV/LEDライトで1分ずつ硬化。
そしてできあがったのが、こちらの写真。
ちょっとピンボケ😢すみません。
そして、今度はお椀みたいなのがついてきちゃいました。
クレーターがいいのか、お椀がいいのか。
修正してみた所、レジン液少な目クレーターの方のが修正が楽でした。
盛り上がっている部分をニッパーでカットして、そこへレジン液を充填し硬化させて修正します。
なんとか、球体に修正できました。
ピンバイスで穴をあけ、9ピンを入れてアメリカンピアスに装着。
こちらの作り方は、ピンバイスの記事を書く予定なので、その時に紹介いたします。
そしてできあがりました。レジン埋めた部分が少し盛り上がってますが(;´∀`)
こちらは、試作品なので、自分用に💛
太陽の光を受けると更にキラキラ輝くので、アウトドアイベントでは女子力アップするかも。
PADICOの20㎜球体モールドを使って、バラを使ったレジンリングの作り方紹介してます。
ご興味がある方は、こちらも参考にしてくださいね。
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チェコビーズや大きさの違うスワロフスキーを入れると
球体の中に入れるものやレジンの色を変えることで、雰囲気も違ってきます。そこで、家にあったチェコビーズと大きさの違うスワロフスキーを入れてみました。
以前使用したファルファーレが残っていました。このビーズを使ってネックレスを作ったので、ご興味のある方はこちらの記事も参考にしてみてください。
メインの青いスワロフスキーは4㎜、オーロラのスワロフスキーは5㎜を使っています。ピアスの中に入れたスワロフスキーよりも大きいものを入れてみることにしました。
出来上がったものがこちらです。
電球の下だとこんな感じです。ちょっと美しさを引き出せていない感じがします。
蛍光灯を当てるとこんな感じですが、自然光だと、また少し雰囲気が変わります。
中にプリザーブドフラワーを入れると柔らかい感じになりますね。
パジコの球体モールドまとめ
球体モールドの威力にやられました。クリアーの球体は、わずか10分弱でできあがったのです。以前なら平面モールドを使って、修正しながら作っていたので倍以上の時間が必要でした。
パジコの公式チャンネルで、球体アクセサリーの作り方が動画でも見れますので、良かったらチェックしてみてくださいね。
球体のクリアー度は、レジン液によっても違ってきます。100均のレジン液だと、少しベタベタ感が残るので、触るとクリアー度が落ちてしまうデメリットも。
「星の雫」は使ってきた中でおススメのレジン液です。
球体モールドへレジン液を充填する時は、表面ギリギリに入れずに、モールドの注ぎ口の定位置まで入れて、最後にレジン液でクレーターを埋めて球体にするほうのが修正が楽です。
おまけ
イロプラでモールドを作ってたい焼き作ってみました。
たい焼きのレジンモールドは売ってるのですが、どうしても作りたくなって。
そうしたら、思いのほか出来が良くて嬉しくなってます。
レジンで作品の幅を広げたい、コストを抑えたいということで自作でモールドを作りたい方は、是非こちらの記事も読んでいってくださいませ。
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コメント
このモールドは、いいですねー(๑˃̵ᴗ˂̵)
参考になります!
とてもおススメです。12㎜の大きさも使いやすいですが、16㎜や20㎜だと中にもう少し大きなものも入れられそうです。
ブックマーク&コメントありがとうございます。
ぜひ、ぜひ、つまみ細工作ってみてください。
レジンも素敵ですね。
不器用な私でも出来るかしら?
コメント頂きながら、返信遅くなりすみませんでした🙇
つまみ細工の作品、素敵だなぁと思いながらブログ拝読させて頂いてます。
つまみ細工は、是非挑戦したいと思いますので、もし出来上がったら作品アップしたいと思います💛