手作りタッセルメーカーを厚紙で作ろう
更新日 2019年12月 1日
タッセルって何?という方に解説しますと、毛糸・絹糸などを束ねた房飾りのことをいいます。カーテンを留めたりするときにぶら下がっているのがタッセルになります。
以前のブログでもタッセルを取り上げました。
その時は、様々な素材でタッセルを作ってみようということで、綿、レイヨン、金属と作ってみました。また、タッセルメーカーを使って、タッセルを作ってみるとどれぐらい簡単かということも検証してみました。
今回は、ピアスやイヤリング、または指輪の飾りとしてのアクセサリーパーツ用に使う小さなタッセルを 身近にあるものを利用・加工して作ってみました。
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タッセルを作ってみよう
タッセルメーカーを利用して作ることも可能ですが、最小サイズが3㎝になります。
もし、それ以下のサイズを作りたい場合は、タッセルの長さを短く切りそろえてつくることになりますが、それでは無駄になってしまう糸や素材が多いのが悩みでした。
そこで、身近にある定規を使って作ることを紹介しましたが、今一度駆け足で説明します。
①
定規に糸を巻き付けて、頂点を固結びして留めてから頭の部分を5回ほど巻いて下を切るというものです。
②
③
④
この方法でもきれいにタッセルは作れますが、作っていく中で、そうだ⁉
と思いついたのが、こちらです。
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自作のタッセルメーカー
★準備するもの★
・方眼紙、なければ厚紙
・はさみ
・セロテープ(なくても作れます)
たまたま厚紙の方眼用紙があったので、こちらを今回は作りました。
作りたい大きさのタッセルの倍の大きさで、写真右のようなコのような形のパーツを切り出してください。もし2㎝のタッセルが作りたければ、縦4㎝が必要になります。
出来上がりは、下を切りそろえたりするので、少し小さめになります。
確実に2㎝の大きさが必要であれば、縦5㎝あると良いでしょう。
強度が心配だったので、今回は同じ大きさのものを2つ作り、セロテープで重ねて留めました。これがタッセルメーカーになります。
段ボールの切れ端や厚紙があれば簡単に作れます。
厚紙に、糸を巻いていきます。
写真の糸は12周巻いてます。こちらは最終的に半分に折り曲げるので、全部で48本の糸のタッセルになります。12周だから24本に思えてしまいますが、巻き付けているので1周巻くと前と後ろ1本ずつの糸ができます。
糸を巻き終わったら、真ん中をしっかり結び厚紙から外してください。
結び目の所に丸カンやCカンをはめます。
平ヤットコを使ってカンを広げて糸を中に入れたら、しっかり閉じてください。
丸カンやCカンは、使う用途によって大きさや色の調節をしてくださいね。
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ここから、少し力技になります。丸カンやCカンで留めた所から半分に折ります。
そして、首の部分に糸を5周ほど巻き付けてしっかり留めます。タッセル用の留め方がありますが、作っているタッセルが小さいのと、糸に弾力があって数本を束ねて1本にしている「にしきいと」を使用しているため、今回はほどけないように固結びしてます。
さらに、留めた所には目立たないように、接着剤をつけて補強しました。
輪になっている下の部分を切ります。ばらばらの状態なので、胴体部分をマスキングテープなどでまとめます。まとめることで、切りそろえやすくなります。
完成品です。
慣れるまでは少し時間がかかりますが、コツをつかめば簡単です。
クリスマスバザーに出品する作品を作るために、試作で色々なタッセルを作ってみました。素材もまちまちです。
大きめのタッセルは、100円ショップで購入した糸で作ってみました。
クリスマスシーズンなので、タッセルを天使の形などに加工してツリーに飾るリースでもできたらいいなぁと思ってます。
糸だけでなく、金属のチェーンを使ってタッセルを作ることもできます。
こちらも参考にしてみてください。
タッセル作りで参考にしたい本
タッセルにも様々な種類があります。
この本1冊あるとタッセル作りの応用もわかるので、私は活用しています。
見ていると作ってみたくなりますよ。
新装版が出ています。
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おススメの手芸用はさみ
タッセル作りに必要なのが、抜群に切れるはさみです。なかなか切れないはさみだと、タッセルの下を切り揃えようとしても糸が逃げてしまって、なかなかとらえることができません。
そこで、よく切れるハサミを手に入れたので紹介します。
こちらのはさみ、関市のふるさと納税(8,000円)の返礼品で頂きました。
関市は、刃物で有名なのですごく切れるはさみなんだろうなと思ってましたが、想像以上の切れ味に驚きました。小さいながらも威力は大きいです。
手に馴染みやすいフォルムで、手が疲れないのはもちろん、刃先が鋭いので細かい作業にはストレスなしです。タッセル作りだけでなく、多岐にわたって活躍してくれます。
糸が逃げないのは、ものすごく微妙にはさみの部分がカーブしているからでしょうか。
【内容量】
品番 RPC-80
全長 80mm
刃の長さ 11mm
ブレード材質 ステンレス刃物鋼 1K8
ハンドル素材 ABS樹脂
ビス ステンレスネジビス
包装形態 ビニールケース
商品重量 裸 8g パッケージ入り 13g
ハイカーボンステンレスを冷間鍛造し研削にもこだわり切れ味と耐久力に優れ繊細な用途にむいています。
【発送・製造元問い合わせ先】
提供元:丸章工業株式会社 0575-22-0259
匠の技を感じられる一品でした。もしご興味ありましたら、ふるさと納税の返礼品でハンドメイドのお供を頂いてみてはいかがでしょうか。
Amazonや楽天でも購入できます。
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保湿でハンドケア
トライ&エラーで色々と試作品を作ります。Tピンや9ピンを相手にすることが多いので、気づかなかったのですが、タッセルを作っていると指のささくれなどに、割と引っかかってきます(;´∀`)
保湿してから作ると、引っかかりが少なくストレス軽減になります。
最近のハンドクリームは、あまりベタベタせずに塗ってもすぐにさらっとした感じのものも多いです。ハンドクリーム探しも楽しいですね。
タッセルを使ったピアス
クリスマスにつけてみたいタッセルピアスを作ってみました。
前回作った、金属タッセルとシェルビーズのピアスと同じ形ですが、素材が違うだけで雰囲気もかなり違ってきます。
タッセルにつけたスワロフスキーは、ヒヤシンスシマー。コットンパールも薄いピンクを使いました。
シマー加工されたスワロフスキーは、オーロラとは違った輝きがあり、見る角度によってブルーが入って見えたり、イエローが入って見えたりする、不思議な加工です。
耳に当ててみましたが、かなり女子力アップします。これからの季節に活躍できそうです。
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厚紙で作るタッセルのまとめ
単純作業でできるタッセルは、糸で留めるところのポイントなどを押さえるだけで簡単に出来上がります。
材料も100円ショップで売っているレースや糸で十分作ることができますので、お子様と一緒に作りながら、クリスマスツリーに飾ってみても楽しいと思います。
私事ではありますが、そろそろクリスマス🎄バザーに向けての作品作り頑張ります。
大規模なハンドメイド仲間が集まって、それぞれの得意分野作品を作り販売し、売上金は全て、寄付になります。今年はタッセルを使った作品と、大好きなコットンパール、淡水パール、スワロフスキーのアクセサリー作品などを出品予定。想像するだけで、楽しくなります💛
できるだけ多くのお子様に素敵なクリスマスが届くことを願います。
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コメント
いつも素敵なので作品を見せて頂きありがとうございます。
クリスマスに向けたお仲間の集まりもとても素敵ですね。
こちらこそ、いつもスミノフさんの記事に癒されております。今でも、こにゃんへの優しい神対応をしたいちの記事読むと、涙が出ます。
いちを思ってくださってありがとうございます。いちに報告します。