ドライフラワーやプリザーブドフラワーをレジンで硬化することでアクセサリーとして身につけることができます。レジンで硬化する基本がわかれば、色々なお花に応用ができますよ。
・ドライフラワーをレジンでの効果の仕方
・プリザーブドフラワーとドライフラワーの違い
・レジンの着色の工夫
ドライフラワーとプリザーブドフラワーの違いは?
実は、ドライフラワーもプリザーブドフラワーも違いがよく分かっていないことに気づき調べてみました。レジンで硬化するときにはドライフラワーもプリザーブドフラワーも大きな違いはありませんが、ここで一緒に学んでみませんか?
ドライフラワーとは
ドライフラワーは生花から水分を抜いて作ったものです。
スターチスなどは、花瓶に生けていてもいつのまにかカッサカサになってドライフラワーになっていることもありませんか。我が家ではあります(;´∀`)
一般的に、ドライフラワーは日陰で風通しの良い所に花を吊るして水分を抜いて作ります。作る時に特別な材料は不要です。
こちらは検証していないのですが、ドライフラワー用シリカゲルがあります。こちらを使用すると、生花に近い状態でドライフラワーができるそうです。
プリザーブドフラワーとは?
ドライフラワーをレジンで硬化する方法
材料を準備します。今回は、100均でも手に入りやすく初めての人でも簡単に硬化できる「あじさい」を使います。
Can★Doで購入しました。3個入って100円なのですが、形が不揃いだったり花びらが折れているものが入っていたりするので、使えそうなものをしっかり選んでください。
レジン液(星の雫)、UV/LEDライト、筆、お弁当カップ
花びらにレジンを塗っていく
ドライフラワーのあじさいの花びらにレジンを筆で塗っていきます。その時、表から塗っていきます。
裏から塗っていくのもありかと思いますが、経験則レジン液を塗ってUV/LEDライトで硬化させると花は内側に少し丸まることが多いので、裏から塗ってしまうと花びらがちょっとそってしまう可能性もあります。
どのくらい丸まるのか気になる時は、1枚だけ塗ってライトを軽く当ててみてください。
元々花びらがいい感じに内側にまるまっていたのもありますが、レジン液を塗った状態がこんな感じ。これをUV/LEDライトで照射します。
花びらの表を硬化したら、裏も硬化します。
この表・裏をレジン液を塗ってUV/LEDライトを照射して硬化するのを3セット行います。
花弁は華奢なので、1回だと強度が心配です。
3回硬化したものがこちら。花の真ん中に裏が平らになっているスワロフスキーを乗せています。
固定場所が不安定な時は、スワロフスキーを爪楊枝で少し支えて仮止めすると位置が決まります。
スワロフスキーの上にレジン液を乗せてもキラキラ度はそれほど落ちませんが、ものによってはレジン液を被せると輝きを失ってしまうものもあるので、十分に気をつけてくださいね。
バラのつぼみで作ったピアスの作り方はこちらを参考にしてみてください。
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100均グッズを使って花びらへのデコレーション
レジン液を着色するだけでもツヤが出てきれいなのですが、100均グッズを使って変化をつけることもできます。
使用したのは、ブラシ付きのチップとラメパウダー。
硬化したあじさいにチップで軽くラメパウダーを乗せていきます。
一部だけラメパウダーを乗せると
写真右下の花びらに乗せてみました(電球の下で撮影)。
全体に乗せるとこんな感じになります。自然光の下で撮影をしています。
華やかさが増してます。写真では上手に撮影できてませんが、きれいなオーロラもでています。
ラメパウダーを乗せたあとは、レジン液を塗るとアクセサリーにした時にラメが飛び散る心配がありません。
使わなくなったアイシャドウを使っても面白いと思います。今回は同じような色の花に乗せてしまったので、今一つ違いが分からないかも。
全体に色をのせたり、花びらの先に少しだけ乗せてグラデーションにしたりすることもできます。
チップについたラメやパウダーを簡単にキレイにしてくれる「ブラシの汚れリセット!」は同じく100均で購入しました。作業の効率化を考えて、多色のラメを使用する時には活躍すると思いますよ。
0.8㎜のブリオンをポイントで散らしても華やかさが出ると思います。
プリザーブドフラワー・ドライフラワーをレジンで硬化のまとめ
今回は平たい硬化しやすいあじさいで説明をしましたが、バラのような立体の花は、花びら1枚1枚に丁寧にレジン液を塗って硬める作業が必要になってきます。
ドライフラワーやプリザーブドフラワーをレジンで硬化してネックレスにすることもできます。こちらの記事を参考にしてみてください。
使う作品によって、花の向きや大きさ開き方を工夫してください。レジン液を塗って10秒くらいUV/LEDライトを照射することで仮止めをすることができます。爪楊枝や土台にマスキングテープなどを上手に利用してみてください。
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