花を使った創作料理が増えてきましたね。
花びらの色が鮮やかで料理が華やかになります。料理に使う花をエディブルフラワー(食用の花)といいますが、ハンドメイド用に使用する花との違う点は何か、エディブルフラワーを使った料理や花をモチーフにしたアクセサリーの作り方を紹介します。
この記事で分かること
・エディブルフラワーについて
・エディブルフラワーを使った料理
・花をモチーフにしたハンドメイドアクセサリーの紹介
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エディブルフラワーって何?
エディブルフラワー(Edible Flowers)は、食用に適した花のことを指します。
食用として安全であることを前提に、料理やデザートの装飾や風味付けに使用されることがあります。エディブルフラワーは、その見た目や風味を活かして料理に美しさと独自の味わいを提供するために用いられています。
エディブルフラワーとして使用される花には、以下のようなものがあります。
ナスターシウム(Nasturtium):ナスターシウムの花は、明るいオレンジや赤色の花びらを持ち、辛味のある風味があります。サラダやデザートのトッピングとして使われます。
パンジー(Pansy):パンジーは美しい色とデリケートな風味を持つ花で、サラダやケーキの飾り付けに使用されます。
カレンデュラ(Calendula):カレンデュラの花はオレンジ色で、若干ほろ苦い風味があります。サラダやスープに加えられます。
ラベンダー(Lavender):ラベンダーは甘い香りを持つ花で、お菓子や紅茶、ジャムに使用されることがあります。
バイオレット(Violet):バイオレットの花は繊細な甘さを持ち、サラダやデザートに使われます。
ローズ(Rose):バラの花は特に中東料理で一般的でローズウォーターと一緒に料理やデザートに使われます
ビオラ(Viola): 美しい色合いを持つビオラの花は、サラダ、デザート、ドリンクに使用されます。甘い香りがあり、食用のビオラは多くの品種が存在します。
エディブルフラワーとハンドメイド用の花の違いは?
エディブルフラワーは食用として使用され、食事に風味や視覚的な魅力を加えるための花です。
ハンドメイド用のドライフラワーは、視覚的な要素として、手作りプロジェクトや装飾に使用され、主に花材の美しさと耐久性を活かすためのものです。
レジンやハーバリウムで使用する花は、しっかりと水分を抜いたドライフラワーを使用します。
生花や半ドライの水分が残った花を使用すると、レジンの中にカビが発生したりハーバリウムのオイルがにごってしまう原因になります。
エディブルフラワーは、農林水産省の指針に従いエディブルフラワー用として生産したタネや苗で育てられているだけでなく、農薬を使わない(極めて少ない量)環境で育成されています。
花の中には スイセン、クリスマスローズ、ヒガンバナ、アジサイなど食用に適さない花もあるので、注意が必要です。
ハンドメイドに用いられるドライフラワーに比べると、口に入るエディブルフラワーはとても繊細に育てられています。
ご自身で育てることもできるそうですが、管理が難しいと思われる方はお店やネットで購入することもできます。
エディブルフラワーを使った料理例(山手十番館のランチ)
横浜の山手十番館のランチ写真です。エディブルフラワーを使った料理がたくさん出てきましたよ。
料理を食べながらハンドメイドの創作意欲もかきたてられました(≧▽≦)
(季節や時期によってランチの内容は変更になります)
ビオラを使った料理です。
ビオラの下にはフルーツや生ハム、マイクロリーフなどが使われています。
トウモロコシの味が濃厚なスープ。
赤い葉は蓼(たで)、黄色はトウモロコシの新芽です。
メインのお魚料理ですが、余白が美しい芸術作品の用。
黄色の花びらは菊です。
デザートに使われている花は、ビオラに似てますがトレニアです。
一皿一皿丁寧に作られた料理のお味も最高でしたよ。
エディブルフラワーを使ったお料理を食べてみたい、興味があるという方には、おすすめのレストランです。
季節や時期によっては、お料理の内容やエディブルフラワーが使用されない場合もあるので、お店に確認してから予約してください。
【山手十番館に店内】
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花をモチーフにしたアクセサリーを紹介
花を使ったハンドメイドアクセサリーや雑貨は数多くあります。
こちらの作品は、レジンにドライフラワーを散りばめて硬化したお皿です。
食品衛生法に適合したレジン液なら、お皿や箸置きといった作品も作ることができます。
作り方は、こちらの記事をご覧になってください。
球体モールドを使ってバラの花をレジンに封じ込めたリングも素敵ですよ。
レジン中級者の作品になりますが、詳しい作り方はこちらの記事を参考にしてください。
100均のピルケースをドライフラワーでデコレーションすると、持ち歩きが楽しくなりますよ。
作り方は、こちらの記事を参考にしてください。
ドライフラワーをレジンでコーティングするとアクセサリーパーツとして活用できます。
アジサイのドライフラワーをレジンでコーティングしてネックレスにする方法は、こちらの記事をご覧になってください。
レジンを使ったアクセサリーの他にもビーズを使って花をモチーフにしたアクセサリーを紹介します。
ドロップ型のチェコビーズを使ったネックレスです。
ビーズの色を変えるだけで、出来上がり作品の雰囲気も変わってきますよ。
作り方は、こちらをご覧ください。
こちらの作品は、チェコビーズのタガーを使った作品です。
作り方は、こちらをご覧ください。
まとめ
エディブルフラワーとハンドメイドに使用されるドライフラワーの違いを記事にまとめてみました。
食用のエディブルフラワーは、ドライのものだけでなく生花を装飾にする使用することが多いですが、ハンドメイドに使用する際は、ドライフラワーにして水分を飛ばした花が使用されます。
ドライフラワーを使って作ったオリジナルのお皿に、エディブルフラワーを使ったお料理を盛りつけたら素敵ですね。
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